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ハンター日記

ニホンザリガニ 体長1cmの可愛い稚エビ

更新日:

2019-05-15 No.395

どうも、モーリーです。

ニホンザリガニの稚エビを見つけました。

場所は北海道のニセコ町。

短い時間ですが、動画も撮ってみたのでお届けします。

また、絶滅危ぶまれているニホンザリガニの状況についても
簡潔にお伝えします。

 

ニホンザリガニの動画

可愛いですねぇ。

場所は北海道ニセコ町の
畑に隣接する丘陵の森の中、
かすかな流れがある藪の中でした。

大きさは1cmほどで、
水の底をウロウロしていました。

傷つけないよう、
ソッとすくい上げ手に載せます。

ザリガニが歩いている場所は、
私のグローブの上です。

この稚エビのほかにも、
大きな個体もいましたが
捕まえることができませんでした。

 

ニホンザリガニの現状

ニホンザリガニ稚エビ[2019.5北海道ニセコ町 ニホンザリガニの稚エビ(子供)]

ニホンザリガニ(Cambaroides japonicus
日本固有種で、
日本国にしか生息していません。

現在、環境省レッドデータリスト(生物の絶滅の恐れをレベル分けする仕組み)では
【絶滅危惧Ⅱ類(VU)】に指定されています。

「絶滅危惧Ⅱ類」とは
『絶滅の危険が増大している種』ということです。

近年、
生息適応環境(山間部の小さなせせらぎや清水)の減少、
侵略的外来生物として猛威を奮っている
ウチダザリガニ(Pacifastacus leniusculus trowbridgii)
アライグマ(Procyon lotor)などに食べられる等の影響により、
その数を激減させています。

 

絶滅危機に瀕するニホンザリガニたちを
ただ手をこまねいて見過ごす訳にはいきません。

大変難しい問題です。

どうしたらいいのか?
ここで貴方と考え
アイデアを実践し
10万年、100万年先の未来まで
ニホンザリガニが生息する
土地を育んでいける助けになれたら嬉しいです。

 

したっけぃ

  • この記事を書いた人

モーリー

東京からUターンして、2015年から北海道で狩猟しています。趣味は旅、料理、読書、アニメなど。仕事は元絵描きで環境調査、インバウンドなど。 ブログは狩猟を軸に、自然と人の折り合いのつけ方、本質的な豊かさの模索をテーマにしています。

-水生生物
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