2017-05-11 No.173
笠雲の羊蹄山と天気の崩れ
[2017.5.10夕刻 北海道後志 羊蹄山にかかる笠雲]
昨日の羊蹄山には笠雲が掛かっていました。
笠雲が掛かると24時間以内に天候が崩れるとのことですが、本日のニセコ周辺の天候は雨のち曇り。
当たっています。
ニセコの人は羊蹄山にかかる雲をみて今後の天気を予想しているのでしょうか。
葉桜
[2017.5.9北海道後志 ニセコの葉桜]
北海道後志では、サクラ満開から葉桜へと変わってゆくところです。
ニセコの気候は十勝の気候より1週間から10日間ほど遅い印象を持っていましたが、今年のサクラの開花状況は十勝と似たような状況だと思います。
北海道十勝は例年5月の連休中がサクラの見頃ですが、ニセコはやや遅い印象を持っています。
今年のニセコの気候はやや暖かいのかもしれません。
ニセコの生き物たち
ニュウナイスズメ
[北海道後志 ニュウナイスズメ ニセコ周辺の住宅街で撮影 十勝の私の家の周りではあまり見かけない]
ニュウナイスズメというスズメの仲間です。
ニセコ周辺の町倶知安町の駅前で撮影しました。
十勝の私の住む町ではあまり見かけないので、やはり土地が変わると生きる生物も変わってきます。
実は狩猟できる鳥ですが、この鳥を穫ったというハンターの話を聞いたことがありません。
大きさはスズメとほぼ同じなので、狙いにくく、食べる部分も少ないので誰も撃たないでしょう。
エゾサンショウウオ
[北海道後志 エゾサンショウウオの卵 手前の岸寄りにある半透明な太いリング状のもの 山間の緩やかな流れや水たまりを歩くと時折見かける]
水辺近くを歩くとエゾサンショウウオの卵がありました。
十勝ですと山間に行かなければ、見かけることはありません。
ですが、ニセコだと郊外のちょっとした水路で見かけることができます。
ニセコの自然度の高さをうかがわせます。
[北海道後志 エゾサンショウウオの卵 孵化前の幼生が卵の中に見える 立派に育ってほしい]
やや見にくいですが、卵の中に黒く細長く見えるのがエゾサンショウウオの幼生です。
水辺の近くに棲み、普段は成体を見かけることはほぼありません。
産卵時期は水の中で見かけやすくなります。
以前、産卵の様子を撮影しました。
ニセコは春を迎え、生物たちが新しい命を育んでいます。
また、明日報告いたします。
貴方も私も今日も一日がんばるぞい。
したっけぃ