2019-12-27 No.545
どうも、北海道十勝のハンターモーリーです。
先日猟に出た時、
小さな川を越えた際
転んで銃を濡らしてしまいました。
翌朝、銃をみると錆びが浮かんでいました。
冬の渡河
[北海道釧路 小川]
北海道十勝では
真冬になると小さな川は結氷し
川の上を歩いて山野を移動できます。
12月下旬だと場所にもよりますが
全面結氷まではまだ早いです。
そんな先日
猟で川を渡っていると
転んでしまい銃と弾を
濡らしてしまいました。
服と弾の方は湿った程度でしたが、
銃のほうはかなり濡れてしまいました。
「大丈夫かな?ひきかえそうかな?」
と思うも、服と弾はそれほど
濡れていなかったので
そのまま狩猟を続行しました。
ややもするとエゾシカが現れたので、
仕留めることができました。
濡れた銃でも、
湿気った弾でも大丈夫
でした。
獲ったエゾシカを処理し、
帰宅し最低限の処置をして、
その日は疲れたのでバタンキューで就寝。
ガンオイルの使い方
[ガンオイル]
翌朝起きて銃をみると
所々錆びが浮いています。
こんなことは初めてです。
銃は鉄の塊です。
水に濡らすと
すぐに錆びるのだなと知りました。
ガンオイルを使って
錆落とししてみました。
ガンオイルを布に吹きかけると
ガンオイル特有の匂いがしてきます。
キュッキュッと銃の表面を拭き、
棒を使って銃口の中も清掃します。
ガンオイルを使用する目的
ガンオイルは
主に以下の目的で使用します。
・銃の引き金などの部分のスムーズな動作維持
・撃鉄(ハンマー)部分などの摩耗防止
・錆の防止
ガンオイルの使い方
[銃口 奥にライフリング(螺旋上の切り込み模様)が見える]
ガンオイルを使う時は
まずは布にオイルを吹き付け、
表面を清掃と錆防止のために拭きます。
オイルの量はあっさりで
良いと思っています。
表面をガンオイルでサッと拭く
程度で良いかなと。
錆びた銃の外観を
ガンオイルで拭き上げると
次に銃口です。
銃口を清掃するには、
棒の先にガンオイルを
染み込ませた布を巻き付け
口内を拭き上げます。
上記の画像は拭き上げた後の
銃口の様子です。
ライフリングの話
銃口の奥には
弾が回転しながら飛ぶように
螺旋状に溝が掘ってあるのが
見えるでしょうか。
この螺旋状の溝は
ライフリングと呼ばれ
ライフルの名前の由来となっています。
銃に限った話ではないですが、
清掃と手入れは大切だなと感じました。
手入れや清掃をすると
己を助けてくれる道具たちへ
感謝する気持ちを
思い出させてくれるようです。
したっけぃ