2020-04-26 No.603
どうも、北海道十勝のハンターモーリーです。
十勝では5月上旬あたりから
ウドの時期になります。
ウドは山菜として古くから食用にされ
レシピは天ぷらや酢味噌和えなどが人気のようです。
私は天ぷらやきんぴらウドが気に入っています。
根茎は薬草として解熱、強壮、
頭痛、歯痛、神経痛、めまいなどに
処方されます。
【矢萩信夫、矢萩禮美子(1994). 薬草より】
栽培も容易で私の畑でも10株程度栽培しています。
ウドの時期の前に
ウドの探し方の3つのポイントを整理しておきます。
記事の内容:
ウドの探し方の3つのポイント ・林のフチ ・崩落地 ・ウドの枯れ枝 |
ウドの探し方
土地によって違いはあると思いますが、
ウドは山や川の近くの林などでよく見かけます。
その中でも特に探すべきポイントがあります。
・林のふち
・崩落地
・枯れ枝がある場所
です。
林のふち
ウドは山や川の林で見かけますが、林の中ではなく、
その林のふちを探します。
林と林道の境や林と草原などの境、
林の環境が変化する場所でより見かけるような気がします。
上の画像は十勝の畑地にある防風林と農道の際にあったウドです。
崩落地
ウドは崩落地などでもよく見かけます。崩落地とは急斜面で土が露出しているような環境です。
崩落地は地盤が軟弱で危険ですので、
もし見つけても採取には注意が必要な場所です。
ウドの枯れ枝
ウドを探すには場所もですが、前年度のウドの枯れ枝を探すのが有効です。
この枯れ枝がウドの枝です。
『ウドの大木』という
ことわざがありますが、
ウドは2m近くまで大きくなる植物です。
2m以上ある枯れ枝を探すのも
ウドを探すポイントです。
ウドは樹木ではなく草本なので、
枝の中はスカスカです。
ありそうな場所を歩きながら、
ウドの枯れ枝を探してみてください。
これはウドの新芽です。
ウドの枯れ枝の根元を掘り起こして
発見したものです。
すでに美味しそうです。
あと2-3週間後が採りごろでしょうか。
山や川を漠然と探すのは大変ですが、
ポイントを押さえて探せば案外見つけやすくなります。
もし見つからなくても、
人の少ない山や川を歩くだけでもリフレッシュできます。
したっけぃ