2019-10-28 No.485
訪問いただきありがとうございます。
北海道十勝のハンター
モーリーと申します。
北海道では10月から猟期が始まりました。
私がよく猟場とする白糠では
26日に誤射事故が発生しました。
関連記事:
事故記録 2019.10白糠誤射事故
その影響なのか
白糠で車を走らせていると
複数のパトカーとすれ違います。
川をみると釣り人も多く
安全確保に難がある猟場であると
判断しました。
思い切って、
行った事のない猟場へ
足を伸ばす事にしました。
白糠町の隣村
鶴居村です。
鶴居村のタンチョウたち
[2019.10北海道釧路 鶴居村 畑にはタンチョウ鶴が20羽ほど]
さすが鶴居村というだけあって
あちらこちらでタンチョウ鶴を
見かけます。
[2019.10北海道釧路 鶴居村 タンチョウの群れ]
タンチョウはこうして畑で餌を探します。
本来のタンチョウは水辺の鳥なので
カエルや魚、ザリガニなどを
捕まえる事が多いのですが、
道東のタンチョウたちは
デントコーンや大豆など
畑作由来の餌を食べています。
[2019.10北海道釧路 鶴居村 タンチョウ]
明治大正時代の頃には
絶滅したと考えられていた
タンチョウですが、
人が与えた餌によって
絶滅を免れ今に至ります。
その子孫たちが今は1300羽以上に増えた事から、
今、北海道にいるタンチョウたちは
人由来の餌が好きなグループと
言えるかもしれません。
猟の結果はボウズ
朝から民地を回りましたが、
大きなオスを6時頃に見ただけで、
銃を撃つ間もなく逃げ去ってしまいました。
その後はヒグマとキタキツネを
見かけましたが、
ヒグマもすぐに森へ消え、
キツネは撃つつもりはありません。
ヒグマも怖いですし…。
今年の北海道は平日に国有林・道有林での
狩猟は禁止されています。
この状況では平日の狩猟は
厳しいものがありますが、
狩猟しつつ撮影しつつ、
美味しい紅茶を飲みつつ、
安全第一で、
自然を楽しもうと思います。
したっけぃ