2017-05-19 No.180
春の十勝平野と日高山脈
[2017.5.18北海道十勝 十勝平野と日高山脈 正面の山は十勝幌尻岳]
5月17日から北海道十勝は一気に気温が上がりました。
最高気温は28℃まで上がった場所もあります。
それでも空気の湿度は低く、夜は肌寒くなるので過ごしやすい気候です。
正解するウド
[北海道十勝 ウド 愛される山菜ウド 根も茎も葉も全ていただける山菜 秋に根を掘り出し処置したものは漢方薬ともなる]
谷に入り探索しているとウドがありました。
ウドがある場所は、山や谷の林内や防風林の林床など色々な場所で見かけます。
探すなら山間のやや削れている斜面がポイントかと思います。
山菜としての食べごろは春の今時期(北海道十勝だと5月中旬から6月上旬)だけですが、薬草としては秋ごろにその根を掘り出して解熱剤や痛み止めとして利用できます。
根も茎も葉も食べられて、秋には薬草にもなるウドはまさに山菜の中の正しい答え、『正解するウド』といえるかと。。
[北海道十勝 掘り出したウド 一つの根から2-3本のウドがでるので、全ては採らず1本のみとることでその根は生き続けられます]
ウドは一つの根から複数の茎を伸ばします。
一番上の画像には大きいウドと小さなウドの二本がでてきるのが確認できると思います。
採る時はその内の1本として、根っこが来年も生き続けられるように採っています。
山の恵みを絶やさぬ様、ウドにお願いしていただいています。
下処理
[山菜 ウド 下処理 皮むき ピーラーや包丁で表面の皮をむく]
[山菜 ウド 下処理 皮むきが終わったウドの茎や根 この部分は天ぷらにしても酢味噌和えにしても良い]
[山菜 ウド 葉と茎 この部分は天ぷらにすると良い]
ウドはややアクや苦味があるため下処理が必要な山菜です。
天ぷらにするには下処理はしなくてもいただけますが、天ぷらにする際も下処理をした方が丁寧な仕上がりになります。
[山菜 ウド 茎や根の部分を酢水につけている このままポリポリと新鮮な山菜を楽しむのも良しです]
天ぷら
[山菜 ウド 下処理をせずに葉と茎と根を天ぷらにしてみた 根の回りの表面は除去した]
ウドは下処理が必要ですが、天ぷらにするなら必要ないかなと思い試してみました。
葉と茎と根の部分です。
根は土が付いていたので、洗って表面の部分を幾分除去しました。
このまま天ぷらにしました。
[ウドの天ぷら 左から根、茎、葉]
ウドの天ぷらです。
あまり上手に揚げられませんでしたが、美味しくいただけました。
反省点としては、根の部分を半分に割った状態で天ぷらしたので、もう少し細分しても良いかと思います。
ごぼ天のサイズ位が望ましいかと。
根の部分は特に山菜らしい香味とかすかな苦味を感じ、特にオススメ部分です。
ご馳走様でした。
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貴方が健康でありますよう。
したっけぃ