2022-07-23 No.961
どうも、北海道十勝のハンターモーリーです。
先日、後志(しりべし)は倶知安(くっちゃん)町のローソン前で朝のコーヒーを買いに行くと店の前でクワガタを見つけました。
倶知安町とは北海道の西側にある風光明媚でご飯の美味しい町です。
雪質の良いニセコスキー場や豊かな自然環境があり、多くの外国人たちが訪れ在住しています。
居酒屋などでは、そこかしこで英語が聞こえてくる、そんな土地です。
人に踏まれたか、車に当たって怪我を負ったのか。
飛ぶこともできず、このままでは死を待つだけです。
ですので、ローソンのゴミ箱に投げようと思って持っていた飲み終わったセブンイレブンのレギュラーコーヒーカップの中に入れて捕まえました。
見てみると十勝ではあまり見ない種類のクワガタです。
近所の野生生専門家アイディ博士も一緒に倶知安町に来ていたので怪我をしたクワガタを見せました。
すると、アカアシクワガタとのこと。
怪我の治療と観察を目的にアカアシクワガタを家まで連れて帰ることにしました。
今回はアカアシクワガタについてお届けします。
アカアシクワガタ
アカアシクワガタ(Dorcus rubrofemoratus)時期:7-9月
大きさ:♂15-40mm ♀20-30mm
生息:平地から山地の広葉樹林帯
樹木:コナラ、ミズナラ、ヤナギ、イタヤカエデ、ハルニレの樹液(晩夏は特にヤナギに集まる)
特徴:足やお腹が赤い
名前の由来です。
耐寒性があり10月頃までその姿を見る事ができるようです。
北海道では9月まででしょうか。
アイディ博士によると昔は沢山いたクワガタでしたが、最近は数が減ってきたといいます。
十勝ではあまり見かけない種類だと思います。
長崎県では絶滅危惧Ⅱ類に指定されているようです。
アカアシクワガタの飼育
小さな虫かごに入れています。捕まえからそろそろ2週間以上経ちますが、与えたエサはクワガタゼリーと水を少々虫かごの中に入れています。
アイディ博士から夕張のスイカを頂きましたので、そのスイカも少々与えています。
スイカの食いつきは抜群です。 時間が経過したら羽の怪我も良くなり、羽内に収まるかもしれないと思いましたが、どうやら怪我は治りません。
このままでは飛べないままでしょう。
しかし、このまま虫かごに入れておくのも可哀そうです。
怪我したままではありますが近いうちに樹液があるヤナギの木を見つけて放虫するか、学童施設で子供たちに夏の間に観察させることを検討しています。
関連記事:
ミヤマクワガタ 探す場所と見つけ方
参考サイト:
カブトムシ・クワガタ採集ガイド!場所・時間帯・仕掛けレシピ・捕まえ方・飼育まで
この夏貴方はどのようにお過ごしする予定でしょうか。
もしよろしければ、北海道まで遊びに来て下ださい。
クワガタたちも待っています。
したっけぃ
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