2018-09-02 No.276
どうも、モーリーです。
やってしまいました…。
ドローンを湖に水没させてしまいました。
機種はDJI Mavic Pro。
Webで
"ドローン 水没"や
"drone water rescue" で
検索すると数多くのHitがでてきます。
ドローンユーザーなら誰しもが
通る道なのかもしれません。
水没した状況と
その際の適切な対応・対策について紹介します。
また、今回の水没での初期対応において
私は二つのミスを犯したので、
他のドローンユーザーとミスを共有したいと思います。
状況
[2018.9北海道日高 豊似湖]
水没状況
ドローンを飛ばしていたのは湖。
バッテリーは3本あり、
1本目で練習フライト。
2本目で湖の形を撮影する高空フライト。
3本目で湖面を飛ばし、周囲の木々を撮影する低空フライト。
この3本目のフライトで水没させました。
モニターを見ていると
「GPS受信ができません」と表示が出て、
プロポでの操作が不安定に。
モニターを見ていたので、
機体の場所を見失っていました。
低空を飛んでいたことから、
沈没や枝に当たるのを回避するため、
上空に逃げようとスロットル(機体を上下に動かす)を動かし
上空へ退避。
これが第一のミスだったと思います。
次の瞬間に
バリバリバリッ!
岸辺の木の枝に衝突し水没。
水没した位置は距離はおよそ50mほど離れた岸辺。
一呼吸置いてすぐに、レスキューへ行く。
1mほどの水深位置で水没しているのを確認。
赤色のランプが付いたままなので
通電している。
そのまま、湖に入りレスキュー。
スボンもパンツもずぶ濡れ。
すぐにバッテリーを外すべし
ここで私は第二のミスを犯す。
直ぐにバッテリーを外すべきでした。
普段通りにバッテリーの電源を消してから、
取り外してしまいました。
余分な通電をさせてしまった気がします。
とにかく、すぐにバッテリーを外すべきでした。
機能したのか?障害物回避機能
DJI mavic proには、
フライトオートノミーという障害物回避機能があります。
4台のカメラで3Dマップを作成し、
障害物を認識し、
ドローン自身が
回避すべきかどうかを判断する機能です。
操作が不安定になるも、
この機能があるため大丈夫だろうと思っていましたが
機能せず、枝に衝突し水没するということになりました。
大して当てにならない機能であると確認できました…。
なお、第一のミスで紹介したように
スロットルを上げなければ、
ドローンはその場で待機しており、
枝に衝突しなかった可能性もあります。
しかし、GPS受信が弱いとの表示がでていたので、
その場での空中待機ができたか否かは、
分かりませんが。
対策
[2018.9北海道日高 バッテリーを外し、DJI mavic proを乾かしている様子]
ドローンを水没させる事故は
日本中、世界中で起こっています。
事故を起こした人が共通して言うことは、
完全に乾かすこと、です。
また、
海水であったとしても、
修理すると7割ほどの確率で治るということです。
今回は湖なので、
淡水でかつ透明度も高い水なので、
乾燥させたら治るかもと期待しています。
iPhoneも水没させたら、
電源を落として、
完全に乾燥させてから起動させると
かなりの確率で安全に再起動するようですね。
今回は乾燥した後に、
起動させてみて、
問題があれば修理に出す予定です。
完全に乾かす
水没したドローンは乾かすことが第一です。
乾かす方法は以下。
・ドライヤーで適度な熱風を送り込む
・扇風機前で放置
・3日から1週間ほど完全放置
現在、私のドローンは弱風の扇風機の前に置いています。
9月2日に水没させましたので、
今週末の7日頃に再起動させる予定です。
修理依頼
水没は全損扱いで保証対象外です。
また、ドローンの中にシールが貼ってあり
水に濡れると分かるようになっているので、
水没した機体であると必ず分かるようになっています。
修理に出すなら以下が良さそうです。
DJIサポートを利用する方法と、
それ以外の修理屋さんを利用する方法です。
修理期間:2週間以上
修理費用:¥20,000-前後(故障状況に寄る)
修理期間:2週間程度
修理費用:¥15,000-(故障状況に寄る)
DJIサポートは修理不可でも、
見積代を取られます。
applemacの方は、
修理不可の場合は見積料金不要との事なので、
こちらの方がおススメでしょうか。
applemacの方はyoutubeで、
修理方法も動画でアップしているので、
より信頼性が高いと感じています。
ドローン水没の際の失敗
今回、私は二つのミスをしました。
一つは、ドローンの場所を把握しないまま
上昇させたこと。
二つ目のミスは、
水没したドローンのバッテリーを
とにかく一番最初に抜く。
電源を落とす必要はない。
私のミスはこの二つでしょうか。
ドローンユーザーにとって、
水面ギリギリ飛行や、
木の間をすり抜けての飛行は
憧れの飛行方法です。
貴方もお気を付けください。
今週末に完全乾燥させた後で、
再起動させてみます。
その様子もここで紹介予定です。
したっけぃ