2015-12-17 No.49
オオワシの止まり木
十勝川でオオワシを撮影してきました。
場所は十勝川中流部の千代田新水路。
[十勝川左岸の段丘林 黒と白の体色が遠くからでも確認できるオオワシ]
昼頃に十勝川千代田新水路へ行くと平日にも関わらず、
オオワシやオジロワシの撮影のためか車が5台ほどありました。
関心の高さがうかがえます。
双眼鏡でオオワシやオジロワシを探すと、
対岸の段丘中腹の林にオオワシがまとまってとまっていました。
上の画像の中に何羽のオオワシがいるかわかるでしょうか。
答えは、このページの最後で。
この日、十勝川で19羽のオオワシを確認しました。
オオワシの全世界での総個体数は4600-5100羽と推定されています。(IUCN,2013)
この内、日本では北海道東部を中心に1400-1700羽が分散して越冬します。
残念ながら、減少傾向にあります。
世界でも貴重なオオワシをここでは19羽もみることができます。
ワシのなる木
十勝川中流部にある千代田新水路沿いにドロノキ(ドロヤナギ)があり、
その木にオジロワシやオオワシが20羽以上とまっている様子を見たことがあります。
2012年頃だったと思います。
ここ数年は、そのような状況は見られなくなってしまいました。
理由はわかりません。
ここ数年は段丘林にとまり場を移動したようです。
10羽のオオワシ
この画像には10羽のオオワシがいます。
分かりましたか。
天然記念物であり、
世界に5000羽程度しか生息しないオオワシを、
一枚の写真で10羽も撮影できる場所、
十勝はそんな環境を有する土地です。
貴方も、十勝まで遊びに来てください。
オオワシやオジロワシ、タンチョウにいつでも会う機会が持てます。
したっけぃ