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ハンター日記

川の中の魚たち 魚の背中は川底へ擬態している

更新日:

2019-07-13 No.399

どうも、モーリーです。

7月1日から北海道ではヤマメ釣りが解禁され、
釣り人たちが渓流に入っているようです。

川にいる魚を上から覗くとどの様に見えるのかお届けします。

川の中の魚たち[2019.6北海道十勝 川底にいるヤマメとフクドジョウたち]

スマホの画面だと見にくいかと思いますが、
この画像の中にヤマメとフクドジョウが10尾います。

背中に斑点が見えるのがヤマメです。

ヒゲがあるのがフクドジョウです。

このように魚たちは川底の石や砂と同じような色になって、
鳥などから狙われることを防いでいます。

 

ヤマメとフクドジョウ

ヤマメ[2019.6北海道十勝 ヤマメ(サクラマス)]

ヤマメを横からみると、
側面に小判型のマークが見えます。
パーマークといいます。

魚は上から見ると見えにくいですが、
横から見ると美しくデザインされているのが分かります。

私は時々川を潜って泳ぎます。

そんな時に川底から泳いでいる魚たちを見上げると、
白い腹は本当に美しいものです。

魚は美しい生き物ですが、
その中でも特にヤマメは美しい魚です。

昔の人も同じように思ったようで、
ヤマメは漢字で『山女魚』、山の美しい女の魚、と書きます。

ヤマメを見る機会があったらじっくりと眺めてみてください。

 

フクドジョウ[2019.5北海道十勝 フクドジョウ]

これは自宅の水槽のフクドジョウ。

6本のヒゲが特徴です。

北海道十勝ではよく見かけるドジョウです。

九州の柳川鍋というドジョウを使った料理がありますが、
そのドジョウとは違う種類のドジョウです。

以前、このフクドジョウを素揚げにして食べましたが、
味は淡泊ですがやや泥臭い。

水道水に一晩でも泳がせておけば、
泥臭さも抜けるかもしれません。

 

貴方も川を訪れた時は
そっと川底をのぞいてみてください。

魚たちは川底と擬態していて見つけにくいと思いますが、
目を凝らして見ていると、
沢山の魚たちがいるかもしれません。

 

したっけぃ

 

  • この記事を書いた人

モーリー

東京からUターンして、2015年から北海道で狩猟しています。趣味は旅、料理、読書、アニメなど。仕事は元絵描きで環境調査、インバウンドなど。 ブログは狩猟を軸に、自然と人の折り合いのつけ方、本質的な豊かさの模索をテーマにしています。

-魚貝類
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