2017-08-28 No.206
羅臼(らうす)町
[2017.8.28北海道知床 羅臼(らうす)ビジターセンター 世界自然遺産知床の羅臼方面に関する情報の拠点 シャチの標本骨格や知床の紹介映像が素敵]
どうも、メメントモリことモーリーです。
世界自然遺産の知床は羅臼(らうす)町に来ています。
目的は知床探索とヒグマの撮影。
羅臼ビジターセンターで情報収集を行うと、ラウス湖周辺ではヒグマを時折見かけることがあるとの情報を手に入れました。
羅臼ビジターセンターとは、世界自然遺産となった知床の羅臼方面について情報収集と発信をしている場所です。
知床にはいくつか窓口となるセンターがあるので、今度しっかりと説明予定です。
いざ、ラウス湖へ。
ラウス湖
[2017.8.28北海道知床 羅臼(らうす)湖周辺の三の沼 羅臼岳が水面に映り美しい景観]
ラウス湖は知床最大の湖です。
知床の湖なら知床五湖が有名です。
ラウス湖は知床五湖とは一味違い、そこにいたるまでに5つの沼(現在は全ての沼を見ることはできません)があり、その規模と景観は知床五湖以上です。
ただし、アクセスがやや困難であり、知床五湖周辺のヒグマは知床自然センターで数や出没状況をある程度管理していますが、ラウス湖周辺のヒグマは管理されていません。
ヒグマとの出会い頭の遭遇も十分に想定される場所です。
そんなこともありメジャーな観光地とはなっていないようです。
今なら人も少ないので、美しい景観を独り占めできます。(ヒグマも出るけど…)
場所はここ
登山口へのアクセス
[2017.8.19北海道知床 知床峠周辺 羅臼岳と北方領土の国後島などが見える ヒグマも時折見られる]
ラウス湖はまずは登山口までいくアクセスが面倒です。
登山口には駐車場がないので、知床峠(上記画像)の頂上から40−50分程度歩いて入り口まで行かなければなりません。
車道の脇を歩くのですが、歩道も無く、知床峠をかっ飛ばす車やバイクも多く正直ヒグマより車の方が危険です。
[2017.8.28北海道知床 羅臼湖入り口 道路脇に看板がないので見落とし注意]
ここから入ると少し先に、入山者の記名場所があるので、そこで書き込み。
28日の今日は私以外、5組のみ。少ない...。
羅臼湖の五つの沼
[2017.8.28北海道知床 羅臼湖周辺の二の沼 水面が見えない 枯渇してしまったのだろうか]
羅臼湖には五の沼まであるが、最初の一の沼にはアクセスできなかった。
植生回復を目的に遊歩道の変更を行っているようで、現在のルートでは一の沼は行けないらしい。
二の沼は水面が見えず心配。
毎年のことなのか、水量が減ってしまったのか気になる。
[2017.8.28北海道知床 羅臼湖周辺の三の沼 羅臼岳が水面に映り美しい景観もやや雲が出て来た]
三の沼は羅臼岳を正面に覗ける沼で、水面に羅臼岳がはっきりと写りこじんまりした美しい沼でした。
[2017.8.28北海道知床 羅臼湖四の沼]
この当たりから曇りになったが、高山の冷涼な空気と人のいない環境がとても気持ちいい空間をつくっている。
ヒグマの心配はほぼ無さそうな印象。
正直、ヒグマにあっても慌てず立ち去れるでしょう。(たぶん…)
[2017.8.28北海道知床 羅臼湖五の沼 この沼周辺にはカエルが多かった サンショウウオもいるでしょう]
秘境 羅臼湖
[2017.8.28北海道知床 羅臼湖 この湖周辺ではアマツバメが多く見られました 13時頃に着いたが誰も来ずこの空間を独り占めできました]
[2017.8.28北海道知床 羅臼湖 パノラマ機能を使った画像]
[2017.8.28北海道知床 羅臼湖 わたしの写真では伝えきれませんが、雄大で静かに、美しい湖]
着いてから30分ほど滞在しました。
誰もこなかったので、リラックスして昼寝もできました。
リラックスしていて熊がでたら、それはもうリラックマですね!?
まあ、ヒグマの気配も臭いもしなかったので、素敵な景観を独り占めできて良かったです。
所要時間
[2017.8.28北海道知床 羅臼湖 登山道の様子 しっかりと整備されている なだらかな道が多い]
[2017.8.28北海道知床 羅臼湖 登山道の様子 一部急斜面となる]
・知床峠頂上→羅臼湖入り口(40分)
・羅臼湖入り口→羅臼湖(行きやや上り80分・帰り70分)
・羅臼湖入り口→知床峠頂上(40分)
・合計:230分程度(4時間程度)
ゆっくり歩いての時間なので、歩ける人ならもっと時短できると思います。
[2017.8.28北海道知床 アマガエル 羅臼湖近くにいた幼体 幼体がいるということはここで生息・繁殖しているということです]
湖周辺には地面にはカエルが沢山おり、空にはアマツバメが多数飛んでいました。
ヒグマもいつ現れてもおかしくない、素敵な環境と景観でした。
貴方も知床に訪れた時は、羅臼湖まで足を伸ばしてみてください。
したっけぃ