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ハンター日記

-10℃ 北海道の晩秋を彩る冠雪とカラマツ

投稿日:

2019-11-11 No.495

ご訪問いただき、本当にありがとうございます。
北海道十勝のハンター
モーリーです。 

北海道は暖かい秋でしたが、
昨日(11.10)十勝の陸別町という
山間の町で
朝6時に-10度が記録されました。

ちなみに陸別町において
この時期の-10℃は
それほど珍しいものでありません。

11月の気温を過去7年間
遡って調べてみると、
-10℃を下回った日は
36回程度ありました。

11月だと5-6回は-10℃を下回るのですね。

参考サイト:
北海道十勝地方 陸別の気温、降水量、観測所情報

 

そんな十勝の様子をお届けします。

 

 

冠雪とカラマツ林の紅葉

晩秋の北海道
[2019.11北海道十勝 冠雪する山と黄色く染まるカラマツ林]

遠くに見える山が冠雪しています。

9月の終わりにはうっすらと
冠雪していましたが、
今ではしっかりと冠雪していますね。

関連記事:
大雪山高原温泉 日本一の紅葉彩る沼めぐりコース

 

落葉針葉樹のカラマツ

カラマツ林
[2019.11北海道十勝 黄色く染まるカラマツ林]

手前の黄色く染まっている針葉樹が
カラマツ林です。

黄色く染まっているということは
紅葉しているということです。

つまり落葉するということです。

このような針葉樹を落葉針葉樹と呼びます。

手前の草地は牧草地で
このカラマツは牧草地を風から守る
防風林として役目を果たしています。

 

東ヌプカウシと西ヌプカウシ
[2019.11北海道十勝 左が東ヌプカウシ山 右が西ヌプカウシ山]

ちなみに、
一枚目の画像の奥の山に濃い緑色の
針葉樹が沢山生えています。

それらは冬でも落葉しない針葉樹の
トドマツやアカエゾマツです。

北海道の広葉樹は冬になると
すべて落葉しますが※、
針葉樹は冬でも針葉を
付けている種類もあり、
それらは常緑針葉樹と呼ばれます。

※フッキソウの様に常緑の樹木も一部あります

それらは冬でもエゾリスや小鳥たちが
ワシタカ類から隠れやすい環境を提供し
エゾリスたちに役に立っています。

動物たちも冬に向けて
せっせと体に栄養を蓄えているでしょう。

私はあまり蓄えないよう
ダイエット頑張りたいと思います。

 

したっけぃ

 

  • この記事を書いた人

モーリー

東京からUターンして、2015年から北海道で狩猟しています。趣味は旅、料理、読書、アニメなど。仕事は元絵描きで環境調査、インバウンドなど。 ブログは狩猟を軸に、自然と人の折り合いのつけ方、本質的な豊かさの模索をテーマにしています。

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