2017-05-23 No.183
白樺 防風林として
[2017.5.18北海道十勝 白樺(シラカンバ・シラカバ) 十勝では防風林として植えられている 十勝南部の中札内村に多い]
[白樺 春先には樹液を採取できる 白い樹皮は火を起こす時の焚き付けの代わりになる]
[北海道十勝 畑地 白樺が防風林として守る畑で農作業が行われている]
北海道十勝では、白樺は一部で防風林として植林されています。
生長が早く、すぐに大きくなる樹木なので防風林としても便利な樹木なのでしょう。
ただ、寿命は樹木としては短く100年未満といいます。
ちなみに防風林としてよく利用されているカラマツの寿命は300年といわれています。
防風林は普通はカラマツが多いのですが、田中義武さんの生キャラメルで一時有名になった十勝南部の中札内村が白樺を防風林に利用している風景が多く見られます。
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白樺 ミネラル豊富な樹液をくれる先駆者
樹液と樹皮の利用
[白樺 若葉]
樹液
本州ではやや高所に生育する木ですが、北海道では平地に生育する普通の木です。
雪解けの季節には樹液を採取することができ、その味はほのかに甘くてミネラルが豊富であると実感できる味わいです。
ちょっと高いので普段は買えませんが、東京に遊びに行くときは仲間にお土産として買ってゆきます。
1瓶180mlで300円位です。
帯広空港にお土産として売っています。
樹皮
白樺の樹皮は剥がしやすく、かつ燃えやすいので、火を起こす時に使う文化焚き付け代わりになります。
樹皮を採る時は横方向にペリペリと剥がすとペリペリと剥けます。その際に白い粉が付きます。
[十勝の農村道 まっすぐな道がどこまでも日高山脈に続いている]
道路の両脇は畑、向かう先は日高山脈か大雪山系、十勝らしい景観です。
貴方もお時間がある時は、遊びに来てくださいね。
十勝は大した観光スポットはありませんが、美味しい食材とモール温泉があるので、のんびり長期滞在してくださいな。
したっけぃ