2023-08-14 No.1027
どうも、北海道十勝のハンター モーリーです。
先日、青森県のとあるローソンでコーヒーブレイクしているとカマキリがいました。
北海道にはカマキリがいません。
ゴキブリもいません。
ちなみに猿もイノシシもツキノワグマもいません。
ですので、北海道にいない生物を見ると内地に来たと実感し、道産子※のテンションはあがるもの。
※道産子:北海道民のこと
ゴキブリを見ても子供たちならテンションがあがります。
事実、私が小学生の頃に千葉県の叔父の家でみたゴキブリを北海道に連れて帰ると虫かごに入れて北海道へ連れ帰ろうとしました。
叔父叔母に反対され断念したものです。
まあ、それくらい北海道に生息していない生物には興味津々であるということです。
カマキリについてお届けします。
カマキリ
種名:オオカマキリ(英名:mantis)(漢字:螳螂、蟷螂、鎌切)※捕まえていないため種名は分かりませんので、ここではオオカマキリとします
学名:Mantodea
科名:カマキリ科
体長:オス68-92mm メス77-105mm
生息:本州、四国、九州、対馬に生息する。なお、北海道道南にも一部生息するという報告がある。草地のみならず森林にも生息し、樹液で集まってくる昆虫を捕食する。
状況:絶滅の恐れは低いが、減少傾向が懸念される種である。生息環境を積極的に保全していきたい。詳しくは下記論文。
参考文献:
カマキリは滅んでしまうのか?-オオカマキリとの対比を通しての考察- 松良俊明
特徴:優秀な狩人である。チョウやセミ、キリギリスやバッタ、トンボ、中にはアマガエルやスズメ等の小型鳥類、ネズミなどの小動物も捕食する。
なお、北海道にはカマキリはいないと書きました。
しかし、函館や八雲町などの道南ではカマキリの生息が確認されているようです。
現状としては北海道の中でも道南に生息しているようですが、昨今の気候変動の影響により北海道の中でも生息域拡大傾向にあるのかもしれません。
しかし、北海道の厳しい冬は超えられない種のようなので、北海道での生息域は道南の温かい地方限定になるのかなと予想しています。
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したっけぃ