2021-09-18 No.881
どうも、北海道十勝のハンターモーリーです。
川で魚を捕まえるとヤマメやニジマスが捕れました。
両魚は似ていますので、違いについて時々聞かれます。
ヤマメとニジマスの見分け方についてお届けします。
似ている魚ですが、簡単で確実な見分け方があります。
ポイントは背びれと尾びれです。
見てみましょう。
参考文献:
野生化したニジマスと天然ヤマメの釣られやすさの比較 平井潤一・森田健太郎・佐藤玄記
黒い斑点がありません。
これがヤマメです。
ニジマスの背びれを見てみましょう。
黒い斑点が見てとれます。
これがニジマスです。
上がヤマメ。
下がニジマスの尾びれです。
背びれと同じように、尾びれにも黒い小さな斑点があります。
これがニジマスの尾びれです。
以上のようにヤマメとニジマスは「背びれ」と「尾びれ」に注目すると判別しやすくなります。
ただし、もっと小さな個体や地域差によっては判別し難い個体もあります。
豆知識程度に思ってください。
また、養魚場等から放流した個体には稀にヤマメとニジマスのハイブリッドがあるらしいと聞いたことがあります。
現場で見たことはありません。
しかし、そんなハイブリッド種を見つけたら判別は難しそうです。
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食べ比べをしてみたのですが、正直違いはよく分かりませんでした。
ただし、ほのかにヤマメの方が白身の食感がより柔らかくホクホク感があり美味しく感じたような気がします。
どちらにしても、両魚とも美味しくいただきました。
ただ…
以前体長100cm近くのニジマスの胃の内容物を調べた時、胃の中からネズミがでてきました。
「え”っ!?魚がネズミを食べるのか!!」と驚きました…
ニジマスは大きくなると川に落ちたネズミも食べるほどの悪食なのです。
それ以降、大きいニジマスを見てもあまり食欲がわきません…
怖い話で申し訳ございません。
なにはともあれ、暖かくして美味しいものを食べてお過ごしください。
したっけぃ
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モーリーさん、こんにちは。
久しく覗いておらず失礼しております。
今年になって私は渓流釣り(テンカラ)を始めまして、渓流魚に興味があります。
こちらでは、イワナ、アマゴ(ヤマメ)が中心になります。
富士宮方面だと養鱒場から逃げ出したニジマスも釣れるなどと聞いたことはあります。
北海道だとニジマスも自然繁殖してるんですね。
冷水を好むマス類の中でも比較的高温に耐えられるニジマス。
とはいっても15~6℃とからしいですが、北海道だからこそ、ですかね。
北海道というとイトウを思い浮かべますが、
今年の夏の暑さ(酸素不足か?)で結構やられてしまったなんてニュースも見ました。
残念ですね。
食味はニジマスも良いですよね。こちらでは養殖のニジマスしか食べられませんが、
40㎝くらいになると身もたくさんあって良いです。
こちらの芦ノ湖では三倍体で70㎝オーバーの個体も釣られてます。
大型のニジマスは、ブラックバスもそうですがネズミ食べますよね。
というか水面に落ちたものは何でも食べると言ったら良いでしょうか。
この辺の悪食さ加減は似てる気がします。
芦ノ湖はブラックバス(ラージマウスバス)も合法的な魚なのでOKですが、
1度50㎝超のブラックバスを釣った時には持ち帰って食べましたが、
これもまたなかなか美味しかったです。
美味しいと聞いていたので食べてみたく食べたのですが、その通りでした。
ブラックバスこそそうそう食べられませんよね、魚屋にも並びませんし。
つらつら長話ですみませんでした。
barracuda374 様
お久しぶりです。コメントありがとうございます。
渓流釣りを始められたのですね。
是非、北海道まで渓流釣りに遊びに来てください。
ニセコ方面は景観も良くヒグマも少なく渓流釣りも安心して楽しめると聞いています。
猟銃と釣り具を持って来れば、狩猟も釣りも楽しめますよ^^
イトウ大量死滅の話は私もびっくりでした。
調べて記事に書こうと、原因をフィッシュガイドや釣りに詳しい方に聞き込みしてました。
実は最初は近くの牛舎からの糞尿が原因では?と思いましたが、どうやら川の水温の上昇で間違い無いようでした。本当に残念なニュースでした。
ブラックバスも食べられるのですね。
私は仕事が環境調査の仕事が多く、外来生物の対応もその範疇です。
チャッチアンドリリースもいいですが、釣った魚は食べて欲しいなと思っていました。
ブラックバスも美味しいと聞いて嬉しく思います。みんな食べて欲しいものです。
barracuda374さんは狩猟の方はいかがでしょうか?私はもう少しで仕事が落ち着きますので、11月からやっと猟に行けそうです。
健康と安全第一で狩猟や渓流釣りを楽しんでください。
コメント、ありがとうございました。
モーリー