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十勝川にてサケの遡上

2019-10-27 No.484

ご訪問いただきありがとうございます。

北海道十勝のハンターのモーリーと申します。

ここ十勝では8月末から12月頃まで
サケが遡上してきます。


[2019.10北海道十勝 十勝川のサケ]

サケが遡上している様子です。

このサケは4年前に十勝川から
放流及び自然産卵したサケです。

ほとんどは地元のサケマス増殖業組合によって
放流されたサケですが、
一部は十勝川でも自然産卵しています。

その自然産卵の様子を見に来ました。

 


[2019.10北海道十勝 手前にサケの死骸 奥に産卵行動をとるサケたち]

サケは川で生まれ海に降り、
約4年間をオホーツク海や
アリューシャン列島付近で暮らし、
産卵のために故郷の川に帰ってきます。

故郷の川に辿り着くまでに、
体はボロボロになり、
産卵・繁殖するとほぼ同時に死に絶えます。

そのようなサケの死骸を
「ホッチャレ」と呼びます。

その死骸は水鳥やキツネ、
ヒグマたちの大切な餌となります。

海の栄養を陸まで運び、
海と陸の栄養循環の役割も担っています。

とても尊い役割を担っているのです。

おかえりなさい。

そして、
本当にお疲れ様でした。

 

今日から狩猟にでます。

猟の前に十勝川に寄り、
サケたちに挨拶して来ました。

 

したっけぃ

 

モーリー

東京からUターンして、2015年から北海道で狩猟しています。趣味は旅、料理、読書、アニメなど。仕事は元絵描きで環境調査、インバウンドなど。 ブログは狩猟を軸に、自然と人の折り合いのつけ方、本質的な豊かさの模索をテーマにしています。