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ハンター日記

雪が少なく狩猟も制限中 今冬はエゾシカ天国

更新日:

2019-01-07 No.347

北海道の冬[2019.1北海道十勝 十勝平野より日高山脈を望む]

2019年の北海道十勝は
雪が少なく、寒さも厳しくなく、
エゾシカたちにとっては嬉しい冬です。

しかも、狩猟も制限され、
この冬はエゾシカたちにとって
パラダイスともいえる冬になりそうです。

本記事の内容

・雪の少ない冬のエゾシカたち

・農作物への不安

どうも、モーリーです。

散歩していると、
今年は雪が少ないと感じます。

そんな北海道十勝から
雪が少ないことの農作物やエゾシカへの影響について
考えてみました。

雪の少ない冬のエゾシカたち

冬の林内のエゾシカ[冬の林内のエゾシカたち]

もともと十勝は雪が少ない地域ですが、
今期の十勝は特に雪が少なく、
行動しやすいシーズンです。

それはエゾシカにとっても同じです。

雪が少ないということは、
エサのササを探しやすく食料も豊富といえます。

さらに、
2018年恵庭誤射事故を受けて、
今期の北海道では狩猟が制限されており、
ハンターの数も少なく、

エゾシカたちにとっては、
最高のシーズンでしょう。

 

農作物への不安

雪の少ない冬[2019.1北海道十勝 雪の少ない冬の林内]

雪が少ない年の農作物は不作
昔から言われています。

科学的な根拠がある話なのか
調べてはいませんが、
ある程度の傾向はあるのかもしれません。

 

雪が少なく餌も豊富で、
狩猟圧も少ないこの冬を終えると、
来春は多くのエゾシカが産まれるということです。

それはエゾシカによる
農作物の被害が増えることを意味します。

不作の可能性があり、
エゾシカの農作物被害が増えることも
考えらえることから、
今秋の農作物の収量がどうなるのか、
気になるところです。

 

今秋のジャガイモは
高くなるかもしれません。

 

したっけぃ

  • この記事を書いた人

モーリー

東京からUターンして、2015年から北海道で狩猟しています。趣味は旅、料理、読書、アニメなど。仕事は元絵描きで環境調査、インバウンドなど。 ブログは狩猟を軸に、自然と人の折り合いのつけ方、本質的な豊かさの模索をテーマにしています。

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