2021-02-14 No.681
どうも、北海道十勝のハンターモーリーです。
昨秋(2020.10)毒キノコとして
知られていますが、
一方で
大変美味しいキノコとしても
知られています。
海を駆け巡ったバイキングや
古代インド人たちも
食べていたキノコで、
多くの文献があります。
日本では
長野県で一部
食べられているようです。
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私も食べてみましたので
下処理や味について紹介します。
ベニテングダケの
毒素を抜くには
塩漬けが有効とのこと。
二つの方法で塩漬けにしました。
ひとつ。そのまま塩漬けする方法。
ふたつ。茹でてから塩漬けした方法。
これが約4か月間
色は茶色味がのこり
大きさは半分以下になりました。
臭いはあまりしません。
水に漬け
茹でたベニテングダケを
茹でたベニテングダケを
茹でずに塩漬けしたものと比較すると
色は薄い茶色で、
大きさはただの塩漬けしたものよりも
大きい。
こちらも香りは特に感じません。
今回は
より安全性を確保するため
長めの約4か月間を
塩漬け期間としました。
毒が抜けたか否かを
自分の体で確認するため
少量でいただきます。
食べてみました。
味は塩味の効いたキノコ。
感想は、
「普通に美味しいキノコ。」という感想。
格別に美味しいキノコ
という訳ではないかなと。
ただ、
来年も採りますか?と
聞かれれば、
「採ります」と答えます。
じわじわと
また食べたくなる印象です。
茹でてから塩漬けしたものの方が
ツルッとした食感がよく、
今度やる時は
全て茹でてから
塩漬けにしようと思います。
茹でずに塩漬けにしたものは
ほのかにスジスジした固味が
感じられ、
茹でたものの方が
キノコらしいツルツル感があります。
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このブログを書いている今は
食べてから、3時間ほど経過しています。
ベニテングダケの毒は
食後30分ほどで
症状がでてくるという
話もききます。
症状は以下。
・腹痛
・下痢
・嘔吐
・めまい
・錯乱
・幻覚
・興奮
・けいれんなど
今は体に特に変調は感じません。
塩漬けで毒素は抜けたのでしょう。
夜は鶏肉の水炊きに
ベニテングダケなど
キノコを沢山入れて
鶏キノコ鍋にしようと思います。
ベニテングダケと一緒に
鍋の材料にするキノコたちです。
最近の研究では
健康であるためには
腸の役割がかなり
重要だと分かってきたようです。
・栄養の消化と吸収
・不要な老廃物と毒素を便で排出
・免疫力の工場&向上
・肥満の抑制など
その腸の能力を引き出すには
腸内環境を整えることが大切です。
その環境を整えるために
菌類のキノコが
腸内の善玉菌(乳酸菌やビフィズス菌)
の増殖を助けるわけです。
参考資料:
きのこで菌活腸内フローラの改善および肥満抑制 都築東北大学准教授&ホクト株式会社
貴方も
ベニテングダケを
食べる必要はありませんが、
普段からキノコを食べるようにすると
良いかもしれません。
腸は免疫力を司る大切な内臓です。
キノコを食べて強く健康に生きましょう。
したっけぃ
しいたけ栽培セット!? 面白そうですね。