2020-03-10 No.574
どうも、北海道十勝のハンター
モーリーです。
[2020.3北海道十勝 針葉樹の先に水滴がつく]
3月10日は雨。
雪ではなく雨でした。
春の雨です。
雨音を聞きながら
武漢から発生した疫病に侵された社会が
どのように変化していくのか考えてみました。
今回の前提として、
今後の人類社会は
この疫病と共に生きていくことになる
という仮の前提で話を進めます。
予想というよりも希望を多く含む
そんなブレインストーミングです。
お時間があれば、お付き合いください。
記事内容: ・大都市圏からの離脱 ・団体行動の減少 ・自然の中へ入っていく |
大都市圏からの離脱
[2017.3東京渋谷 大切な友人の結婚式に訪れた時の東京渋谷 人の多さに驚く]
今後は大都市圏から地方都市へ
生活の基盤を移す人が増えると考えています。
私自身もかつては東京で生活していました。
今は地元に戻り、猟師などをやっています。
東京でしかできない仕事も確かにありました。
しかし、それは過去の話です。
今はインターネットを結んで
遠隔地同士での協同作業が可能になりました。
来るべき5Gや6Gの社会では、
更に遠隔地を結んだ様々な
プロジェクトがはかどるようになると思います。
アニメーション制作の実例
アニメーターだった私の例です。
2日後にテレビ放送する原画が私の前にありました…。
全力集中で4時間ほどで
10枚程度の動画をあげ、
入口で待っていた制作進行の方へ渡します。
その制作進行が仕上げ(色塗り)や編集へ持っていく。
そして、2日後に無事テレビ放送を見ることができました。
ほっ。
私の後の作業工程の仕上げや編集、
そして進行をマネジメントした
制作進行の方は本当にお疲れ様でした…。
この工程はアニメスタジオが練馬区周辺に
集まっているからこそ、
2日後にテレビ放送するめちゃくちゃな
スケジュールをこなすことができました。
これが作画スタジオが北海道にあり、
仕上げ(色塗り)が九州、
編集などが四国だと、
スケジュールが厳しい
アニメ制作はほぼ不可能でした。
ですが、今は違います。
作画をスキャンして直接、
動画チェックや仕上げ(色塗り)に
送ることが可能です。
インターネットの普及により、
遠隔地を繋ぐ集団作業が可能になりつつあります。
まして、スタジオや会社内で
何十人も長時間の作業に従事する、
スタジオや一般の会社組織の在り方は、
今後、見直しを図られるかもしれません。
団体行動の減少
[2019.8北海道釧路 雌阿寒岳を下山する人]
今後はスポーツやライブなどの
集団行動は徐々に失われる方向に
進むかもしれません。
代わって登山やカヌーなど
少人数で楽しむ野外の
アクティビティが
盛んになっていくと思います。
私は登山もカヌーも狩猟もやります。
一方、テニスやフットサルも楽しんでいました。
残念ながら、
今後は囲まれた球場やコートでの
スポーツは徐々に衰退していくかもしれません。
フットサルの実例
フットサルをやっていますが、
人との接触の機会も多く、
呼吸も荒くなります。
もし疫病に侵されつつも
無症状なケースだと、
他のプレーヤーに病を移す可能性はあると思います。
現在、私が所属しているサークルは休部。
また、応援で球場やコートに行く方々は
すぐ隣に大声で応援する人がいるのです。
怖いと感じる気持ちはわかります。
今後、
プロ野球やJリーグがどのように
対応していくのか、
注目していきたいと思います。
自然の中へ入っていく
[2019.9北海道十勝 三国峠付近]
翻って、北海道の山の中。
人は少なく、気心の知れた仲間で
アウトドアのアクティビティを楽しむ。
疫病の心配は少なく、
自分や仲間のペースで楽しめます。
今後はアウトドアのアクティビティが
盛んになるような気がします。
老若男女、多様な方々が健康的に楽しめる
そんなフィールドは大都市を脱すれば
そこかしこにあるでしょう。
北海道にこだわる必要はなく、
高知県や大分県、沖縄県や山梨県など、
至る所に素晴らしいフィールドはあるはずです。
『町を捨てよ 山へでよう』
したっけぃ
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