2019-10-02 No.472
ご訪問いただきありがとうございます。
北海道十勝のハンター
モーリーです。
登山道もない山奥まで沢登りに
行ってきました。
今回は狩猟ではなく
取材の案内とドローン撮影、
そして護衛を兼ねての沢登りです。
素敵な風景だったので
ここで貴方と共有したいなと思います。
川の源流を目指して
[2019.10北海道十勝 大雪山系の峰々]
大雪山の峰々が
オレンジ色に染まっています。
空気も冷たい。
5℃ほどでしょうか。
[2019.10北海道十勝 河川の上流域]
この時期の沢登りは
体温管理が難しいのですが、
この日は小春日和で、
暖かい秋の日でした。
ウェダー(胴長)を着用しても
水の冷たさが伝わるので、
もっと寒い日だと大変でしたが、
天気に恵まれました。
[2019.10北海道十勝 渓流の小滝]
礫が小さな小滝、
落差工を作っています。
魚はこのような場所に集まります。
ここではオショロコマが獲れます。
今回はタモ網がないので断念。
[2019.10北海道十勝 上流域では倒木が多い]
2016年8月の台風16号の影響は
北海道では凄まじく、
今でも至る所に
災害の跡が残ります。
未だに橋や林道が壊れたままの
場所が沢山あります。
この倒木も2016年の台風の爪痕です。
倒木が水路に小滝を作り、
多様な河川環境を
河川に与えています。
災害も長い目で見ると
固定化された河川環境を改変し、
改善に役立っているのです。
[2019.10北海道十勝 源流に注ぐ支流たち]
上記画像は渓流の斜面から注ぐ
小さな滝です。
このように川は流域の
無数の小さな流れを集め
大河となり
海へ流れ行きます。
このサイクルは私たち
生物にとってとても大切な作用です。
私たちホモサピエンスの
知恵と技術は本来、
このような環境を維持し育むために
生物全体で獲得したのではないかなと
思っています。
その知恵と技術をどのように使うのか、
21世紀になり世界が小さくなった今、
大きな正念場を迎えているように
感じます。
したっけぃ