北海道生き物紀行 2020早春 十勝釧路編

2020-03-24 No.580

どうも、北海道十勝のハンター
モーリーです。

世界恐慌の中
楽しいニュースを探そうと
北海道道東へ旅に出ました。

出会った動物たちを紹介します。

 

ハナカジカ

ハナカジカ

晩御飯用にニジマスなどを捕まえようと
川でガサガサをしましたが、
取れたのはハナカジカや底生動物たち。

ハナカジカは美味しいのですが、
小さいので放流しました。


[2020.3北海道十勝 ハナカジカ]

ハナカジカは綺麗で
石などの礫が多い
川に生息しています。

味は美味しいのですが、
食べられる部分がわずかです。

内臓を取り除いて乾燥させて
日本酒に浸して飲む、
『カジカ酒』という飲み方を
九州の方から教えてもらいました。

味の方はまぁまぁかなという印象。

 

放流の様子。

 

ヨコエビ


[2020.3北海道十勝 ヨコエビ?]

交尾中のヨコエビだと思います。

背中の個体がオス。

 

魚などを除いた水の中に住む生物を
『底生動物』と呼びます。

ザリガニやカニなどの甲殻類や
タニシなどの貝類、
ヤゴやカゲロウなど
水の中に住む幅広い生物を指します。

 


[2020.3北海道十勝 ガガンボ]

ガガンボも綺麗な流れに生息する
生物です。

成虫になると大きく長い羽を持つ
飛虫となります。

 

タンチョウ


[2020.3北海道釧路 タンチョウの家族]

釧路に入るとタンチョウを
目にすることが多くなります。

釧路地方は日本で最大のタンチョウの生息域です。

このグループは親子だと思います。

 


[2020.3北海道釧路 タンチョウの若鳥]

顔が茶色の個体が子供で、
昨年の春に生まれた個体です。

タンチョウの繁殖時期は春。

今年も4−5月に多くのヒナが誕生するでしょう。

 

エゾシカ


[2020.3北海道釧路 エゾシカの群れ]

エゾシカの群れです。

釧路のとある地域に密集していました。

このような群れを5か所でみました。

距離は手前のエゾシカで約60-70m。

心が脇踊ります。

しかし、
今回は狩猟の旅ではないので、
銃の代わりにカメラを向けます。

不思議なもので、
銃を向けると一目散に逃げますが
カメラだとあまり逃げません。

釧路地方の猟期は3月末までの
市町村が多く、猟期が終わるまであと少し。

撃ちたいと思う一方、
一頭でも多く生き延びて欲しいとも思います。

ハンターのジレンマ、ですかね。

 

 

今回は早春の北海道道東の旅で
出会った生物を紹介しました。

旅はさらに続きます。

 

したっけぃ

モーリー

東京からUターンして、2015年から北海道で狩猟しています。趣味は旅、料理、読書、アニメなど。仕事は元絵描きで環境調査、インバウンドなど。 ブログは狩猟を軸に、自然と人の折り合いのつけ方、本質的な豊かさの模索をテーマにしています。