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ジンギスカンのラムとマトンの違い サフォークなど品種の違い

2020-11-04 No.644

どうも、北海道十勝のハンターモーリーです。

ドライブしていると黒い羊がいました。

サフォークという品種の羊です。

この記事ではジンギスカン、
ラムとマトンの違いや
サフォーク種についてお届けします。

 

マトンとラムの違い

[2013.5北海道十勝 羊の子供たち 可愛い…]

ジンギスカンの肉に
ラム」と「マトン」と
呼ばれる種類があります。

ラムは生後一年未満の子羊の肉。
ラムは肉質がやわらかくて
クセがないのが特徴でしょうか。

マトンは二才以上の成羊の肉。
マトンはコクと旨味が特徴です。

 

羊の臭い 牛の臭い 鹿の臭い

内地の人で羊が臭いという方が
けっこういるようです。

そういう方は
若い子羊の肉である
ラム肉をおすすめします。

我々道民は子供の頃から
ジンギスカンを食べているので
あまり気になりません。

内地から来た人たちも
「ジンギスカンは慣れたら
全然臭いが感じなくなりました。
めっさ美味しい。」と、
焼肉パーティーの際はよく聞きます。

一方で牛肉の方が
時折臭く感じることがあります。

内地の人は牛肉の臭みを感じないのでしょうか。

やはり慣れなのでしょうか。

また、
鹿肉も自分たちで獲ってきた肉は
臭いもほぼなく美味しいですが、
たまに余ったので貰う鹿肉は
とても食べられない肉もあります。

肉の臭いの原因は
肉の種類よりも
肉をどのように処理してきたかが
重要なのかもしれません。

 

 

サフォークのジンギスカン

[2020.10北海道十勝 羊サフォーク種]

見ていると全員同じ方向を見て
草を食べていますね。

これが羊の性質なんですね。

 

[2020.10北海道十勝 顔が黒い(体が黒い)のがサフォーク種 顔が白いのがテクセル種]

一頭黒い羊がいますが、
顔が黒いのでサフォーク種だと思います。

顔が白いのは
テクセル種やメリノ種という
品種がありますが、
どちらか分かりません。

北海道では
顔の黒いサフォーク種、
顔の白いテクセルやメリノ種、
顔まで毛に覆われているのが
ロムニーやコリデール種などが
よく見かける品種です。

この内、
サフォークとテクセルが
脂肪が少なく赤身が多く
肉質に優れた美味しいお肉と
言われています。

羊肉は牛や豚肉と比較しても
高たんぱく低脂肪なので
健康志向の方へおすすめできるお肉です。

 

[2020.10北海道十勝 羊サフォーク種]

このサフォーク種を
ジンギスカンにしたのが
下の動画です。

 

ジンギスカン

北海道の士別町という町の
「花の友」というお店で食べた
ジンギスカンです。

ここのジンギスカンは
ヘルメット型の鍋ではなく
凹型の鍋。

タレも生姜を使用し、
いっっぷう変わった手法ですが
大変美味しいジンギスカンでした。

羊たちを適切に処理して
美味しくいただくこと、
とても大切なことだと思います。

ご馳走さまでした。

 

したっけぃ

参考サイト:

ぐーたら主婦のまったり日記。士別・ジンギスカン花の友

関連記事:

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モーリー

東京からUターンして、2015年から北海道で狩猟しています。趣味は旅、料理、読書、アニメなど。仕事は元絵描きで環境調査、インバウンドなど。 ブログは狩猟を軸に、自然と人の折り合いのつけ方、本質的な豊かさの模索をテーマにしています。

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  • 「花の友」は以前行った事がありますが、品種は書いてありませんでしたが、オーストラリア産のマトンでした。サフォーク種のジンギスカンとありますが、確認済みでしょうか?

    • 匿名様
      コメントありがとうございます。
      確認はしておりませんが、先輩におごってもらったのであまりアレコレ考えず、来たものをサフォークうめぇ!って感じで食べてました。
      適当で申し訳ありません;;