北海道生き物紀行 2020早春 知床羅臼編

2020-03-27 No.583

どうも、北海道十勝のハンター
モーリーです。

知床の羅臼(らうす)町に来ています。

知床の南に位置する漁業の町です。

地元の人に話を聞くと、
2月までは中国人を含む外国人の
観光客が多く「正直怖かった」と言っていました。

北海道の鈴木知事が2月28日に
出した緊急事態宣言後
パタリッと観光客がいなくなり、
今は閑散としてしてしまった、とのこと。

羅臼町の様子と
出会った野生生物たちをお届けします。

 

 

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羅臼町


[2020.3北海道羅臼町 住宅街から見える羅臼岳]


[2020.3北海道羅臼町 海と町と知床連峰]


[2020.3北海道羅臼町 湾内に浮かぶ漁船]


[2020.3北海道羅臼町 小さな流氷が浮かぶ海で漁業を営む漁師たち]

 

 

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オオワシ


[2020.3北海道知床羅臼 流氷とオオワシと漁師]

流氷の上にオオワシ(Haliaeetus pelagicus)の若鳥。

漁船の音はあまり気にしていない様子。

慣れているのだろう。

 


[2020.3北海道知床羅臼 海鳥たち]

オオワシが止まっている流氷の脇を
多くの海鳥たちが泳いでいる。

手間の流氷にこびりつく
黒い影は昆布。

前の晩は大時化で、
昆布が流氷にかぶっている。

 


[2020.3北海道知床羅臼 流氷上のキタキツネ]

朝焼けの海を眺めるキタキツネ。

 


[2020.3北海道知床羅臼 流氷上のオオワシと北方領土]

流氷の上にとまるオオワシ。

向こうに見える山は
北方領土の国後島の羅臼(らうす)山。

 


[2020.3北海道知床羅臼 飛行するオオワシ]

流氷から海沿いの崖の森に
飛行して移動するオオワシ。

 


[2020.3北海道知床羅臼 木にとまるオオワシ]

木にとまるオオワシ。

大きく黄色いくちばしと
白と黒の羽が美しい。

大きさは翼を広げると2m以上。

世界最大級のワシで、
その美しさから
例年は世界中から知床に
バードウォッチャーたちが集まる。

 

[2020.3北海道知床羅臼 4羽のオオワシたちが空を飛ぶ]

ここで確認したオオワシは6羽。

オオワシは3月頃にサハリンを経由して
ロシアの繁殖地へ渡ってゆきます。

そしてまた、冬になったら北海道に戻ってきます。

連綿と続く自然と季節に寄り添う生物の営みです。

 

したっけぃ

モーリー

東京からUターンして、2015年から北海道で狩猟しています。趣味は旅、料理、読書、アニメなど。仕事は元絵描きで環境調査、インバウンドなど。 ブログは狩猟を軸に、自然と人の折り合いのつけ方、本質的な豊かさの模索をテーマにしています。