アメリカザリガニは放流・輸入・販売禁止 飼育できなくった時は食べましょう

2022-01-11 No.921

どうも、北海道十勝のハンターモーリーです。

アメリカザリガニとアカミミガメ(ミドリガメ:縁日で売っているカメ)を「放流禁止」、「輸入禁止」、「販売のための飼育禁止」とする規制が必要だと環境省の諮問機関が提言。

ハンター日記的には賛成です。遅いくらいの対応で、すぐにでも対応すべきと思っています。

しかし、「飼育は禁止されない」としています。

これは「飼育禁止」を打ち出すと、飼育している家庭が野外に放流する恐れがあるからです。

今現在、アメリカザリガニやミドリガメを飼育している方は、飼育できなくなった時は殺処分しなくてはいけません。

殺処分は可哀そうという方は、食べてください。

ミドリガメは食べたことはありませんが、アメリカザリガニに類似するウチダザリガニは食べたことがあります。

 

[茹でたウチダザリガニ]

[茹でたウチダザリガニのはさみ]

ウチダザリガニは体の割に食べられる部分が少なく、食べるのがやや面倒な食材です。

味はそこそこいけるので、お酒の肴にもよいかもしれません。

また、フランス料理でも使用される食材です。

北海道の阿寒湖では鮮魚のカテゴリーで販売もされています。

 

参考サイト:

仏ジュラ地方のザリガニ料理を味わう 東京・東大前

阿寒湖漁業協同組合

 

 

以下にアメリカザリガニよりも前に特定外来生物に指定され「飼育」「移動」「放流」が禁止されているウチダザリガニについて記事を書いたのでご覧ください。

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こうしてウチダザリガニを食べてみると、アメリカザリガニも問題なく食べられるだろうと思います。

 

なお、アメリカザリガニは北海道では寒くて越冬できないため、基本的には生息していません。

一部、温泉が排水されいる場所ではピンポイントで生息してます。

そんな場所では、なんとグッピーなどの熱帯魚も北海道の川であっても生息しています。

以前は十勝川温泉の排水箇所周辺でアメリカザリガニもグッピーも生息していたものです。

今はいなくなったようです。

 

アメリカザリガニを飼育されている方は、野外への放流は絶対にいけません。

その代わり食べてあげましょう。

 

したっけい

モーリー

東京からUターンして、2015年から北海道で狩猟しています。趣味は旅、料理、読書、アニメなど。仕事は元絵描きで環境調査、インバウンドなど。 ブログは狩猟を軸に、自然と人の折り合いのつけ方、本質的な豊かさの模索をテーマにしています。