Categories: アウトドア山菜

山菜採りに行く時の4つの心構え【謙判残湯】 自然への畏敬と配慮、そして自分の体を労わること

2021-04-13 No.734

どうも、北海道十勝のハンター モーリーです。

山菜採り関連の事故が連続して発生しています。

山菜採りでの遭難、
崖からの滑落事故、
ヒグマに襲われた事故
猟犬が山菜採りの方を襲うなどです。

関連記事:
事故記録 2021.4北海道厚岸町山菜取りヒグマ遭遇死亡事故 事故概要と冬眠明けのヒグマのエサ

 

事件事故が多いという事は
多くの方々が山や川に
足を踏み入れている
ということでもあります。

 

山に入る際には
自分の身を守る3つのアイテムを
前回紹介しました。

よろしければご覧ください。

関連記事:
山菜採りに行く時の3つのアイテム【鈴竹紐】 安全安心な山菜採りのために

 

また、今回は

山菜採りや山へ入る際の

4つの心構え

【謙判残湯】(けんばんざんゆ)

についてお届けします。

 

 

山に入る際の心構え【謙判残湯】

山菜採りや山歩きなど
山や海、川に入る際の
必要な4つの心構えを

謙判残湯

【けんばんざんゆ】と呼びます。

私の造語です。

解説しますので、
よろしければお付き合いください。

 

 

謙虚な気持ちで山に入る

[2020.10北海道十勝 山に捨てられているゴミ]

【謙・判・残・湯】

【謙】とは

謙虚な気持ちで山に入ること。

山中は野生生物たちの棲家です。

私たちは野生生物たちの縄張りに
足を踏み入れるのですから
謙虚な気持ちで立ち入りましょう。

ゴミを捨てる、
高山植物を踏み荒らすなどの
行為はご法度です。

山に入る時は謙虚な気持ちで立ち入りましょう。

私は山でゴミを見つけたら
持てる範囲で持ち帰ります。

それくらいの気持ちの余裕と
野生生物の棲家への配慮を持って
山や川に入ることが肝要です。

そういう姿勢が巡り巡って
いつか己の助けになると思っています。

『情けは人の為ならず』の実践とも言えます。

 

 

判断の正解不正解は後々分かるものなので、妥当だと思われる判断でさっさと決めよう

【謙・判・残・湯】

【判】とは

判断に正解不正解は見えにくいものなので、さっさと決めること。

山では色々なことが起こります。

帰り道を見失ったり
アクションカメラを落としたり
崖に登りすぎて降りられなくなったり
ヒグマと5mの距離で遭遇したりなどです。

状況に応じていちいち判断が要求されます。

判断を考えていると、
ヒグマはノソノソと
こちらに近づいてきますし、
山では日暮れも早いものです。

己の目的に集中して
さっさと判断し、
ちゃっちゃと状況を進めましょう。

判断を早くして、
反省と振り返りは頭の中では考えず、
家に帰ってからメモ帳に書き出して
次に備えましょう。

 

判断の正解不正解なんて時間の経過と共にたゆたうもの。

『人間万事塞翁が馬』の精神でいきましょう。

 

 

参考文献:
ヒグマ研究所 対処法

このサイトはヒグマについての
多角的な情報を発信しているサイトです。

恐らく大学で野生生物の研究しており、
今現在も仕事の合間に研究を
続けている方ではないかなと思っています。

素晴らしいサイトをありがとうございます。

 

残は採り尽くすべからず

[タランボの芽 採られた後からも小さな芽をだして生長しようとするタラの木]

【謙・判・残・湯】

【残】とは

「山菜を採る時も全ては採らずに残す」の残です。

山菜は繊細な植物です。

採集圧といって、
人が繰り返し採集することで
その個体や群落が消滅してしまうことも
まれではありません。

株や群落があったら半分は残したいものです。

タランボの芽なんて
毎年毎年新芽を取られ続けており、
見いていて可哀そうになります。

 

たとえ私が半分残しても、
他の人が全部取るかもしれません。

それでも、その時の判断は
後から来た人がすべき判断であり
私が考える必要はありません。

課題を自分の課題なのか
他人の課題なのかを把握し、
己の課題に集中しましょう。

 

 

最後に風呂で清潔に

[私の眼の下に喰いついたダニ]

【謙・判・残・湯】

【湯】とは

下山したら速やかに温泉に入ること。

山菜採りや山から戻った後は
必ずお風呂に入りましょう。

できれば、温泉が望ましいです。

貴方の服や体にダニが飛び移っている可能性があります。

この画像は私の眼の下に喰い込んでいるダニです。

詳しくは以下の記事をご覧ください。

関連記事:
【閲覧注意】ダニに刺された 刺された時の処置と対処方法

 

温泉は汚れも疲れもとれます。

『風呂は命の洗濯』です。

『風呂は命の洗濯』とは
お風呂に入ってリラックスして
気分転換することを意味します。

 

 

以上、山菜採りや山に入る時の心構え

【謙・判・残・湯】

でした。

私が勝手につくった造語なので
読み流してください。

 

それでは、山菜採りへいってらっしゃい。

 

したっけぃ

モーリー

東京からUターンして、2015年から北海道で狩猟しています。趣味は旅、料理、読書、アニメなど。仕事は元絵描きで環境調査、インバウンドなど。 ブログは狩猟を軸に、自然と人の折り合いのつけ方、本質的な豊かさの模索をテーマにしています。