2021-08-04 No.780
どうも、北海道十勝のハンター モーリーです。
暑い毎日いかがお過ごしでしょうか。
2021年8月2日にyoutube上においてヒグマと自動車による交通事故の動画がアップされました。
北海道での走行時の安全管理やヒグマの生態が理解できる動画ですので、このブログでも紹介させていただきます。
なお、ショッキングな内容であり動画を見た後は様々な感想を得ると思います。
ヒグマへの憐憫とドライバーへの疑問を感じるかもしれません。
しかし、上でも書きましたが、この動画は北海道での交通安全啓発とヒグマの生態や性格を把握できる大変貴重な動画です。
この動画をアップロードした方も公開することで北海道での交通安全啓発を促すと共にとヒグマへの敬意を感じられました。
大切な動画だと感じましたので紹介させていただきます。
「ヒグマは大変は大変愛情深い生き物だよ」とは知床でヒグマの撮影をライフワークにしている知床の母ことOさんの言葉です。
この動画を見て、Oさんの言葉が真っ先に思い出されました。
子熊を守るために迫りくる自動車に体当たりして子熊を守る母親ヒグマの様。
車と衝突した母親ヒグマは卒倒した後に草むらに移動し、子熊もその後を追った様子で動画は終わっています。
あの様子では母親ヒグマは怪我から早々に野垂れ死にすると思われます。
もし生き残ったとしたら人や車への増悪を募らせて危険なヒグマへと変貌する可能性もあります。
心配です。
もし母親ヒグマが死亡したとしても、あの子熊も母親からエサの探し方や冬眠の仕方を教わる前に母親ヒグマが死んでしまうため、今後の生存は厳しくなります。
悲しい事故になってしまいました。
関連記事:
探検@知床 知床の母との出会い ヒグマとの遭遇距離4メートル
北海道では野生生物との衝突事故は比較的耳にする事件です。
ヒグマとの衝突事故は珍しいですが、エゾシカやキタキツネとの交通事故は私の周りでも散見します。
その際は、保険の内容にもよりますが、保険が降りず修理が大変だとの話も聞きます。
北海道の山間を走る際は
スピードを落として
「ヒグマが急にでてくるかもしれない」
「エゾシカがでてくるかもしれない」
「キタキツネが出てくるかもしれない」
「エゾタヌキが出てくるかもしれない」
「エゾフクロウが飛ぶかもしれない」
かもしれない運転を実践して欲しいと思います。
ちょっと自慢話で申し訳ありませんが…。
私は山間を走る際は
前後左右に目を走らせ
常にエゾシカを探しながら
かもしれないを実践しています。
おかげさまで15年近くゴールド免許です。
先週は北海道を西へ東へ1200kmほど走り、今日も400km以上をドライブしましたが、おかげさまで無事故無違反運転でした。
貴方も北海道にお越しの際は安全運転で北海道ドライブをお楽しみください。
北海道の道はゆっくり走ることで自然景観を楽しめてオススメです。
安全運転でいきましょう。
参考サイト:
北海道 エゾシカとの衝突事故防止について
したっけぃ
鹿除け笛です。私は(猟師なので)もちろん付けていませんが付けている方の話を聞くと「なんとなく効果がありそう」との話を聞きます。補助的にお使いください。