2021-04-12 No.733
どうも、北海道十勝のハンター モーリーです。
山菜採り関連の事故が連続して発生しています。
2021年4月3日
北海道泊村の山林で山菜採りをしていた
男性(70代)が行方不明。
2021年4月7日
北海道岩内町の山林で山菜採りをしていた
男性(60代)が崖から滑落し死亡。
2021年4月10日
新潟県三条市の山林で山菜採りに来ていた
女性(80代)が行方不明。
2021年4月10日
北海道厚岸町の山林で山菜採りをしていた
男性(60代)がヒグマに襲われ死亡。
関連記事:
事故記録 2021.4北海道厚岸町山菜取りヒグマ遭遇死亡事故 事故概要と冬眠明けのヒグマのエサ
相次ぐ山菜採りにおける事故が
発生しているため
ハンター日記では
【山菜的緊急事態宣言】
を発令します。
山菜採りへ行く際の
3つの準備品
【鈴竹紐】(りんちくちゅう)
についてお届けします。
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山菜採りに限らず
アウトドアで山に入る際に
安全な道中にするための
3つのアイテム。
鈴竹紐
(りんちくちゅう)と呼びます。
私の造語です。
熊鈴やラジオのこと。
山中では熊鈴やラジオなどを
リュックに括り付け、
音を鳴らしながら進みます。
鈴やラジオの音は
いわばクマたちへの挨拶の音。
「申し訳ないのですが、しばしの間貴方様の縄張りに入らせていただきますがご了承ください。」というクマへの挨拶です。
基本的なアイテムです。
爆竹のこと。
クマの気配が多い所では爆竹を
定期的にならしましょう。
私が使う時は30分や1時間毎にしています。
こちらも熊鈴やラジオと同じように、
クマへ人の周知するために使います。
ヒグマの護衛※の際も
定期的に爆竹を鳴らす方法をとる
猟師もいますので、ある程度の
効果があると考えています。
※護衛:山奥での測量やダム管理、送電線保守者等をヒグマ等から守るために銃器を携行した猟師が現場まで同行する任務。実績と経験に富む猟師だけがその任を担う。
ザイルのこと。
山菜は急峻な崖などに
生育してるケースが多く、
山菜を採る際は崖を登ったり降りたりします。
崖は登るのは簡単なのですが、
降りるのが難しかったります。
そんな時にザイルがあると
安全に降りられるようになります。
こういう場所で山菜採りをすると
いざ降りようとして振り返ると
急勾配で驚きます。
降りる時は足場を確保しながら
降りるのですが、ザイルがあると
足場が確保できていなくなくても
比較的安全に降り易くなります。
以上、安全な山菜採りや山歩きのために
必要な3つのアイテムでした。
山菜採りの楽しさは
山菜を採ることもですが、
春を迎えた木々や若葉の芽吹く様
野鳥やカエルの鳴き声
シカやキツネなどとの出会い
下山して温泉やお風呂に入ることなど
山菜以外にも楽しみが沢山あります。
事故を起こしてニュースにならないよう
安全安心な山菜採りをしたいですね。
山菜行く時は『鈴竹紐』(りんちくちゅう)。
山に行く時は『鈴竹紐』(りんちくちゅう)。
安全安心『鈴竹紐』(りんちくちゅう)。
大事なので3回書きました。
いってらっしゃい。
参考文献:
北海道警察 山菜採り遭難に注意
したっけぃ
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