2021-05-12 No.740
どうも、北海道十勝のハンター モーリーです。
このブログへのご訪問ありがとうございます。
山菜を採りにいくとユキザサがありました。
ユキザサは「アズキナ」や「ササナ」とも呼ばれています。
採るとほんのりと小豆(アズキ)の香りが漂ってくる山菜です。
アズキの菜、なのでアズキナとも言われています。
そんなユキザサについてお届けします。
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ササとついていますが
ユリ科の植物です。
強毒のスズランに近い種で
葉の姿も似ています。
初夏になると雪のような淡い白い花を
いっぱいにつけて、
涼しげな雰囲気を醸しています。
ある場所は山林や
ちょっとした林にも
生育しています。
春先の川沿いの山林を
歩いていれば見つかると思います。
十勝だと防風林の中でも
見つけることができます。
夏以降になると
食べたことはありませんが、
近似種のオオアマドコロは
夏頃から毒草に変化すると
聞いたことがありますので
夏以降は手を出したことがありません。
関連記事:
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ユキザサの花です。
可憐でキレイな白い花なので
庭に植栽している家も近所にあります。
ユキザサもオオアマドコロも
ホウチャクソウも
このようにボンボリのような
部位をつけます。
似ている種は
オオアマドコロ
ホウチャクソウ。
似ているどころかそっくりです。
実は100%の見分け方が分かりませんので
その場で匂いを嗅いで判断しています。
通名の通り「アズキ」の香りがします。
似ている種の中のホウチャクソウは
有毒なので注意が必要です。
ホウチャクソウは有毒ですが、
同種を食べて死亡したニュースを
聞いたことがありません。
恐らく、弱毒の植物なのだろうと思っています。
私も間違って食べたことがあるのかもしれません。
見分けるポイントは
・香り:アズキのような香りで口に含むとやや甘いのがユキザサとオオアマドコロ
・茎の色:茎が赤っぽいのがユキザサやオオアマドコロで白っぽいのがホウチャクソウ
・根を掘り出して曲がっているのがオオアマドコロとユキザサ
※ホウチャクソウの根はL字型には曲がりません。2022年5月にコメントをいただき修正しました。ご記載の事お詫び申し上げます。
・毛の有無:ユキザサには全体に毛があり、ホウチャクソウには毛がない
・ユキザサは茎の分岐がなく、ホウチャクソウは茎の分岐が多少ある
こんなところでしょうか。
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これくらいの頃が採取時期です。
十勝だと5月上旬から中旬頃でしょうか。
ユキザサとオオアマドコロを
ユキザサの若芽は淡泊でクセがなく、
食感もシャクシャクしており、
茹でておひたしや天ぷらなど
山菜らしく味わえます。
ごちそうさまです。
ちょっと食べ過ぎで
翌朝、やや胃がもたれます。
天ぷらは腹5分目でいいですね。
したっけぃ
下の動画はユキザサの動画です。
よろしければご訪問ください。
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一つ質問です。根を掘り起こして曲がっているのがホウチャクソウとありますが、アズキ菜の根を掘り起こすと、L字型に曲がっていませんか?ホウチャクソウは見たことがないのでわからないのですが、アズキ菜は産毛はあり、オオアマドコロは産毛がないが、両方とも根がL字型に曲がっている、を目印にしていたのですが。
匿名様
コメントありがとうございます。
おしゃる通りです。
ユキザサもオオアマドコロも生姜のような色合いの根が浅いところでL字型に曲がっています。
ホウチャクソウとの区別のポイントにはなりませんよね。
ブログ内容を訂正しておきます。
ご指摘ありがとうございます。