Categories: 狩猟

忍び猟の実際 痕跡を追い、歩き、待ち、音に集中

2019-10-31 No.488

ご訪問ありがとうございます。

北海道十勝のハンターモーリーです。

今回は狩猟の方法のひとつ
忍び猟について
お届けします。

これまでの単独猟の記事:
シカを追い マイナス10度の 山の中
狩猟へ 単独猟の失敗事例の紹介

 

狩猟の醍醐味は山歩き


[2017.10北海道十勝 猟場の山林道をゆく]

狩猟の醍醐味は
山歩きかなと感じています。

巻き狩り(集団猟)の時も
撃つよりも
山を歩いて獲物を追い立てる
勢子役の方が好きです。

 


[2017.10北海道十勝 猟場の山林]

目を上げると山の稜線が近くに見えます。

周りに誰もいない
聞こえる音は
自分の歩く音と
風の音、
鳥の声、
落ち葉の音だけです。

 

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忍び猟はエゾシカの痕跡を追う


[2019.9北海道十勝 エゾシカの道(獣道)]

この道は獣道です。

エゾシカやキタキツネが
歩くことでできる道です。

この道があるという事は
エゾシカがこの付近を利用している
頻度が高いということです。

 


[2019.9北海道十勝 エゾシカの糞 直径1cmほどの粒状]

これはエゾシカの糞。

これがあるという事は
エゾシカがこの周辺に
生息しているということ。

エゾシカの道や糞を探しながら山を歩き
このような痕跡が濃いところを
主に探して歩きます。

 

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歩き、時に待ち、音を聞く


[2019.10北海道釧路 山林の獲物を待つ林内頭上]

歩くばかりでは、
こちらの歩く音が聞こえてしまいますので、
良さげなポイントで
木の陰にジッとしていることもあります。

 


[2017.11北海道十勝 キバシリ]

そんな時は聞き耳を立てながら
本を読んだり
キバシリやゴジュウカラなどの鳥を見たり
水筒の紅茶を飲んだりして
音に気を付けながら
エゾシカを待ちます。

エゾシカであれ、
ヒグマであれ、
現れる時は必ず音がします。

エゾシカなら草を揺らす音、
ヒグマなら小枝を折る
「ポキッ、パキッ」という音です。

山の中を
歩いたり
ジッとしたり
2時間ほど…。

突然、
私の後方の山手から
「ジャサ、ガサ、カサ」と
音が聞こえます。

一瞬、人かな?と目を向けます。

エゾシカ3頭!!!

距離は50m。

こちらに気付いていません。

撃てる!

 

次回に続く

次回記事:
師匠の言葉『エゾシカの首を狙え』

 

したっけぃ

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モーリー

東京からUターンして、2015年から北海道で狩猟しています。趣味は旅、料理、読書、アニメなど。仕事は元絵描きで環境調査、インバウンドなど。 ブログは狩猟を軸に、自然と人の折り合いのつけ方、本質的な豊かさの模索をテーマにしています。