2021-05-08 No.738
どうも、北海道十勝のハンター モーリーです。
4月に山林を歩いていると
カエルの卵がありました。
北海道道東ではよくみることのできる
エゾアカガエルの卵です。
今回はエゾアカガエルの卵についてお届けします。
川だと下流に流されてしまいますよね。
下の画像のような
土手の脇のちょっとした
水たまりにもあります。
枯れ木などに絡ませて
流されないようする種類もあります。
そういう種類だと緩やかな流れの川でも
見られることもあるようです。
カエルではありませんが、
エゾサンショウウオの卵は
止水域以外でも緩やかな川などで
見ることもできます。
手で触るとヌルヌルする感触です。
卵の一つ一つのサイズはタピオカサイズです。
食べたことはありませんが、
中国やインドネシアでは
食べる文化もあるようです。
料理次第では食べられるようですね。
確かに卵隗を酢醤油でいけそうな気もします。
このように枯れ枝に絡ませて
流れにくくしています。
ウロウロしているオタマジャクシは
カエルのオタマジャクシです。
ちなみに、
カエルとサンショウウオの
オタマジャクシが混在していると、
サンショウウオのオタマジャクシは
カエルのオタマジャクシたちを食べます。
オタマジャクシの世界であっても
厳しい弱肉強食の法則があるのですね。
近寄っても逃げません。
ひょっとしたら、
卵を産んだ後に疲れ切って
休んでいるメスかもしれません。
撮影し、そっとしておきました。
お疲れ様でした。
毎年春になると
カエルの卵が水たまりに産み付けられる
光景が見られます。
連綿と続く自然の営みが
いつまでも続くように。
追記。北海道には元来エゾアカガエルと二ホンアマガエルのみが生息していました。内地や海外との昨今の経済交流により外来種も増えています。私が北海道で見つけた他のカエルたちについて下の記事に記しています。
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したっけぃ