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サルノコシカケを食べ、サルノコシカケに生息する珍しい甲虫 オオキノコムシを見つけた

2021-11-20 No.900

どうも、北海道十勝のハンターモーリーです。

ちょっと珍しい虫の話です。

夏の頃、とある露天風呂に入っているとカミキリ虫サイズの甲虫が浮かんでいました。

あまり見ない虫です。

最初はあまり見ないカミキリ虫だと思って、調べてみようとすくい上げました。

近所の生き物マスターI.D博士に見せに行くと【オオキノコムシ】という珍しい昆虫であると分かりました。

自身の勉強がてら、オオキノコムシについてお届けします。

 

オオキノコムシについて

オオキノコムシ概要

[2021北海道後志 オオキノコムシ]

種名:オオキノコムシ(オオキノコムシ科)

学名:Encaustes praenobilis

体長:16-36mm

分布:北海道・本州・四国・九州(日本固有種で日本国のみ生息する)

指定:10県でレッドリストに記載。山口県では絶滅危惧ⅠB類(EN)。

特徴:黒とオレンジ色のツートンカラー。触覚の形も独特。成虫は林内のサルノコシカケの下面で時折見かけられる。夜行性で灯火にも飛来する。

上記の画像はオオキノコムシの特徴が伝わりにくい画像です。捕まえてからしばらく時間が経過しており、色も退色し、触覚も折れてしまっていました。

 

[2021北海道 オオキノコムシの頭部付近 触覚がとれている]

オオキノコムシの頭部と胸部です。胸部にうっすらとオレンジ色が見えるでしょうか。

オオキノコムシは黒とオレンジ色の二色構成で、見た目は特徴的な甲虫です。

触覚も特徴的な形ですが、とれてしまっておりお見せできません。残念。

 

[2021北海道 オオキノコムシのお尻付近]

オオキノコムシのお尻付近の様子です。

ここはオレンジ色部分が見えます。

捕まえた直後はこのオレンジ色がもっとハッキリと見えていました。

 

参考文献:

シイタケの害虫、ニホンホソオオキノコムシの生活環

 

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オオゾウムシ 昆虫の多様性を象徴する昆虫で日本最大のゾウムシ

 

 

 

露天風呂に入ると落ち葉や蛾、湯の花や甲虫など、色々なものが浮かんでいます。

苦手な方もいるかと思いますが、色々な有機物たちと入浴するのも一興です。

 

[2019.11北海道の露天風呂イメージ オオキノコムシが採れた露天風呂は別の露天風呂です]

北海道まで是非、温泉に入りに来てください。

こんな露天風呂が各地にありますよ。

 

したっけぃ

モーリー

東京からUターンして、2015年から北海道で狩猟しています。趣味は旅、料理、読書、アニメなど。仕事は元絵描きで環境調査、インバウンドなど。 ブログは狩猟を軸に、自然と人の折り合いのつけ方、本質的な豊かさの模索をテーマにしています。