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狩猟する時に携帯すべきもの 狩猟者登録証・記章・オレンジベスト

2019-12-13 No.529

どうも、北海道十勝のハンター
モーリーです。

狩猟する時に必ず携帯しなければ
ならないものがいくつかあります。

猟友会の決まりなどではなく、
法律で定められています。

狩猟中に山で警察に出会ったら
提出を求められるものです。

整理しておきます。

 

 

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鳥獣の保護及び管理並びに狩猟の適正化に関する法律

猟師が狩猟する際に携帯すべきものは
狩猟者登録証と狩猟者記章の二つです。

鳥獣の保護及び管理並びに狩猟の適正化に関する法律
という法律で定められています。

 

第六十二条
狩猟者登録を受けた者は、狩猟をするときは、狩猟者登録証を携帯し、国又は地方公共団体の職員、警察官その他関係者から提示を求められたときは、これを提示しなければならない。

2 狩猟者登録を受けた者は、狩猟をするときは、狩猟者記章を衣服又は帽子の見やすい場所に着用しなければならない。

 

 

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狩猟者登録証


[狩猟者登録証]

これが狩猟者登録証です。

狩猟に出る人が必ず携帯しなくては
ならない証書です。

この証書は毎年猟期前に
自分が猟にでる都道府県へ申請し、
狩猟税を納め「狩猟者登録」を行い
手に入れる証書です。

狩猟税は猟具によって違いがあります。

散弾銃やライフル銃:16,500円
空気銃のみ:11,000円
わな・網猟:8,200円

 

さらに、この申請には
ハンター保険へ加入している
必要もあります。

ハンター保険は
各地で違いがありますが
私が所属している部会ですと
4410円。

これに本部共済8800円を合わせて
13210円(平成30年度)です。

狩猟税と合わせて30000円ほどを
毎年納めています。

※有害駆除捕獲などに参加していると、減免の措置もあります。

要は、
狩猟者登録証とは
狩猟税納税証明書と
ハンター保険加入の
証明書のようなものです。

 

 

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記章


[狩猟者記章]

バッチです。

各都道府県で色が違うようです。

北海道の場合は
ここ5年はずっと紺色です。

数字は令和元年の「1」です。

昨年は平成30年の「30」でした。

このバッチを帽子やベストに
着用しておきます。

 

 

オレンジベスト・帽子


[猟友会から支給されたオレンジベストと帽子]

猟友会から支給された
ベストと帽子です。

狩猟の際は誤射を避けるため、
このように目立つ格好が推奨されます。

ちなみに、
シカとイノシシは色弱で
青色以外は識別できませんので、
この色でも問題はありません。

鳥類は色感度がいいので、
この色を着用していると
すぐにハンターだとバレて逃げられます。

 

 

所持許可証


[猟銃・空気銃所持許可証]

猟といっても、銃猟もあれば
網猟やわな猟もあります。

ですので、
猟銃で狩猟する方限定の
必須携帯物がこの許可証です。

この許可証は猟銃を持ち歩く際は
必ず携帯していなくてはいけません。

 

入林証


[入林証]

国有林や道有林などに入林する際は
着用を義務付けられている証書です。

民地などで狩猟する場合は不要です。

 

まとめ

以上が必須の携帯物で、
狩猟中に山で警察にあった時に
提出を求められるものです。

実際にはナイフや雨具、
手袋や無線機など
各自それぞれの必須携帯物もあると思います。

 

個人的に必ず持ち歩くのは
土嚢袋(どのうぶくろ)ですね。

座布団になる、
雨避けになる、
重い肉を運んでも破れない、
しかも軽い。

土嚢袋は最高です。

 

したっけぃ

 

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モーリー

東京からUターンして、2015年から北海道で狩猟しています。趣味は旅、料理、読書、アニメなど。仕事は元絵描きで環境調査、インバウンドなど。 ブログは狩猟を軸に、自然と人の折り合いのつけ方、本質的な豊かさの模索をテーマにしています。