2025-07-13 No.1174
どうも、北海道十勝のハンター モーリーです。
2025年7月12日、北海道福島町において男性がヒグマに襲撃を受ける事件が発生しました。
その際、男性はヒグマに腕を嚙まれながら引っ張られ、茂みに連れ込まれました。
ヒグマであれツキノワグマであれ、己の獲物を土饅頭や熊饅頭と呼ばれる獲物を保管する習性があります。
その茂みの中はどのような状態なのか、一例ではありますが紹介します。
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ヒグマ土饅頭(どまんじゅう) 埋めてから食い尽くすまで6日間の記録
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[2025.5北海道十勝 ヒグマによるエゾシカの土饅頭]
この時はヒグマがエゾシカを狩り、その後土に埋め少しずつ食べていった時の様子を観察した画像です。
このように体の一部は地上に表れています。
土饅頭はできた当初はほぼすべて土に覆われていました。
この画像は土饅頭ができてから三日目のものです。
下記の記事をご覧いただければ、土饅頭の変遷が確認できます。
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北海道福島町における事件においては、茂みの中がどのうような状況であったのか未確認です。
一部報道によると、すでに男性の内臓が食べられていたという報道もあります。
男性がヒグマに襲撃を受けたのは2:30頃。
その男性が茂みの中で発見されたのは4:41。
わずか2時間ほどの間に襲撃から内臓までいかれた訳です。
福島町の事件が土饅頭までつくっていたか否かの報道はありませんが、この短時間では土饅頭を作るまでは難しいような気がします。
クマが人を襲撃する事件が後を絶ちません。
これまでにはみられなかった傾向です。
なにか、大きな変化がクマたちの間で起こっているのは間違いありません。
クマたちの間というか、私たちヒトの間で大きな変化が起こっているのでしょうか。
色々と大変なことになりそうです。
困ったものです…
参考サイト:
したっけぃ
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福島町の52歳の新聞配達員が、ヒグマに襲われ、茂みに引きずり込まれた遺体が発見された報道に驚きました。
本人は、暗い真夜中、突然の襲撃に、さぞや恐ろしかったことでしょう。
10年ほど前の4月、桜見物ツアーで松前に向かう途中、千代の山・千代の富士記念館をバスの車窓から眺めて、2人の横綱の出身地かと、感慨深い思いをしたことを思い出しました。
被害者のご冥福をお祈りします。
ミウル様、コメントありがとうございます。
私もここでご冥福をお祈り申し上げたいと思います。
6月末からクマたちの行動が明らかに変化しているように感じます。
一番は「明らかに人を恐れていない」ということです。
平成元年に辞めた「春熊駆除」の影響が37年を経過して、明白になりつつあると考えています。