2019-12-28 No.546
どうも、北海道十勝のハンター
モーリーと申します。
12月下旬ですが、
散歩していると
虫の死骸を見つけました。
アオカナブンだと思います。
この時期に不思議です。
色も形も綺麗なままですし、
秋からずっとここにあったのか。
だとしても、
アリや鳥に食べられなかったのか
不思議です。
綺麗なので持って帰りました。
[2019.12北海道十勝 冬の畑の脇にいたアオカナブン]
アオカナブン:
体長:2-3cm
分布:北海道から九州まで広く分布
時期:5月下旬-9月下旬
特徴:光沢がある、緑や青など色の変異が大きい
行動:素早い動き、すぐに飛ぶ
食事:平地から山地のクヌギやニレ、ナラ、ヤナギなどの樹液を吸う
[アオカナブン 拡大画像]
この成虫になったアオカナブンは
越冬しません。
昆虫は幼虫の状態だと越冬しますが、
成虫になると多くの昆虫は
越冬せずに死にます。
ただし、
テントウムシのように成虫に
なった状態で越冬する昆虫もいます。
-20℃の北海道でも雪の下は
0℃ほどで案外暖かい空間になっています。
その雪の下の落ち葉の下や
巣を作って冬をやり過ごす
虫たちもいます。
木の幹の隙間で越冬する虫たちもいます。
更に、
体液の成分を耐寒性に変化させて
越冬する虫たちもいます。
色々な方法で北海道の昆虫たちは
-20℃にもなる北海道の冬を乗り越えています。
したっけぃ