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北海道旅日記 登別温泉 地獄谷編

2020-04-16 No.599

どうも、北海道十勝のハンターモーリーです。

出張で北海道の温泉地、
登別温泉に立ち寄りました。

登別温泉と言えば、
北海道の一大観光地なのですが
消費税増税と新型コロナの
ダブルパンチの影響もあり閑散としています。

せっかくですので、
登別温泉についてお届けします。

 

登別温泉火口群や熱湯沼

地獄谷

地獄谷とは北海道登別地域で
約15000年前から火山活動が始まり
約8000年前に現在の形になった
直径約450mの爆裂火口群を指します。

[2020.4北海道登別温泉 地獄谷近景 至る所で噴煙が上がり硫黄の匂いがする]

今現在も多くの噴気孔や
熱湯が吹き出す湧出口が見られ、
硫黄(硫化水素)の匂いの中で
白煙を上げている様子は圧巻です。

日常を離れ
異空間に来てしまったような、
そんな感覚を味わえるパワースポットです。

 

[2020.4北海道登別温泉 地獄谷の噴煙 地獄ではなく天国かもしれない]

ここを地獄谷と呼んでいますが、
ここは母なるゆりかごともいえます。

生命が誕生して40億年以上、
生命は数度、全休凍結という
全地球上が凍りつく時代を経験しています。

長い時には1億年近く、
全休凍結が続いた時もあったとされます。

そんな極寒地獄のような地球にあって、
生命の拠り所になったのが、
このような噴火口周辺です。

このような噴火口が今の私たちへ
命のバトンをつないでくれる
一因となっているのです。

 

大湯沼

[2020.4北海道登別温泉 大湯沼 山に囲まれた温泉沼]

大湯沼です。

山に囲まれた沼で、硫黄の香りと
岸の向こうに吹き上がる湧出口が見えます。

ここも爆裂火口跡で、周囲約1kmのひょうたん型の沼です。

沼底では130度近くの硫黄泉が噴出し、
表面温度も約45度ほどで入れそうです。

沼底には硫黄が堆積しており、昔は船を浮かべて採取していたようです。

 

奥の湯

[2020.4北海道登別温泉 奥の湯 大湯沼に隣接する小さな熱湯沼]

大湯沼に隣接するこじんまりした沼です。

奥の方でグツグツ煮立っており、
表面温度は80度近く。

昔の王様ならここを処刑場に選んだかもしれません…(ガクブル)。

 

 

 

極上 登別温泉

[温泉銭湯 夢元(ゆもと) さぎり湯 入り口 地元の方々も利用する温泉]

登別温泉に来たのですから温泉に入ってきました。

どの温泉に入るかググると
グーグルの評価も紹介ブログもあった
ここにしました。

温泉銭湯 夢元(ゆもと) さぎり湯

ここ最高でした。

入湯料420円。

温泉の質、雰囲気、値段、休憩所など。

また、登別温泉に来た時はここに入りに来たいと思います。

 

参考サイト:

とまチョップの北海道温泉一人旅

 

北海道まで遊びに来てください
とは言いにくい状況ですが、
社会が落ち着いたら
北海道登別温泉まで遊びに来てください。

では、体を温めて免疫力をつけていきましょう。

 

したっけぃ



モーリー

東京からUターンして、2015年から北海道で狩猟しています。趣味は旅、料理、読書、アニメなど。仕事は元絵描きで環境調査、インバウンドなど。 ブログは狩猟を軸に、自然と人の折り合いのつけ方、本質的な豊かさの模索をテーマにしています。