2021-03-27 No.717
2021年3月15日
栃木県日光市で
シカの駆除をしていた男性が
仲間の誤射により死亡する事件が発生しました。
事件概要を整理しておきます。
(adsbygoogle = window.adsbygoogle || []).push({});
日時：2021年3月15日 14時頃
場所：栃木県日光市中小来川（なかおころがわ）の山林
内容：
2021年3月15日14:25頃
栃木県日光市中小来川の山林で、
猟犬と共にシカの狩猟をしていた
複数人の内、
荻原秀剛氏（67男性）が
ライフル銃で撃たれたと119番があった。
病院に搬送されてたが死亡が確認された。
茨城県警によると
撃ったのは一緒にシカ猟を
していた大橋覚氏（63男性）で、
翌16日に業務上過失致死の疑いで
逮捕された。
大橋容疑者は
「シカを撃つために焦って
ライフル銃を撃ってしまった」
と容疑を認めている。
事故当時、大橋氏と萩原氏の距離は
数メートルの距離だったとみられる。
茨城県の猟期は
2020年11月1日から
2021年2月15日だが、
同県日光市では
ニホンジカとイノシシに限り
3月15日まで猟期が延長されていた。
参考サイト：
栃木県 栃木県における狩猟について
関連記事：
【事故記録】2020.10山梨県駆除誤射事件
(adsbygoogle = window.adsbygoogle || []).push({});
[2020.3北海道中標津周辺 エゾシカ]
狙えるタイミングは一瞬です。
獲物が現れると
刹那にアドレナリンが
出てくるのが分かります。
焦る気持ちは分かります。
特に仲間や猟犬と一緒に
狩猟や駆除をすると
「一発で仕留めてスゴイと思われたい」
「カッコよい所を見せたい」
などと余計な思惑も混じってしまいます。
スケベ心は断捨離。
また、外したら
「バカヤロー！なにやってんだ」などと
叱責してくる人もいるかもしれません。
そんな事を言ってくる人の言葉は
馬耳東風。
しっかりと
スコープの先の
矢先（ターゲット）を確認。
「外して当たり前で当たればラッキー」
「狙っている間に逃げてもいいよ」的な
平常心で引き金に指を掛ける。
獲物が突如現れて
焦ってしまい
矢先の確認を不徹底で
引き金に指を入れる。
猟師であれば誰でも起こり得ることです。
この事件は
私自身の身近なことだと思い
狩猟や駆除に望もうと思います。
また、一緒に猟に出るグループは
平常心で参加できる仲間と
猟に出るのが望ましいと感じました。
したっけぃ
(adsbygoogle = window.adsbygoogle || []).push({});
View Comments
現場でコーヒー沸かして。
何言ってる
今回の誤射ばかりではなくて過去にも狩猟による誤射はかなり発生しているではありませんか。
人の命一本間違えば取り返しつかなくなることを再認識してやる気持ち画像優先しなけりゃ、また誤射は起きるんだよ！何か甘さ載せられませんかコメントばかりでは頭に来てるよ
小戸 様
お気に障ったのでしたら、失礼いたしました。
おっしゃる通り現場では細心の注意で気を付けたいと思います。
なお、現場ではあまり気を張り詰め過ぎると逆にミスも増えるものかもしれません。
色々なお仕事をしていると特にそうですがミスを減らすためにもコーヒーなどを飲んで、心と時間の余裕を持って現場に臨みたいものです。
このようなコメントをするということは小古さまの近くに不良猟師がいるのでしょうか。
栃木の現場でこんな困った猟師がいたよ、というお話もお伺いできれば幸いです。
上の問い合わせから私に直接メールが届きますので、ご連絡いただければ幸いです。
記事、茨城と書いてますが栃木県ですよ
ご指摘ありがとうございます。
修正します。
立て続けにすみません。
私が参加してる猟仲間も、笑いながら冗談で「1発で止めろよ」など言いますが、
叱責するような人はいないので気楽に出来ております。
記事中にも書いておられるように「外して当たり前、中ればラッキー」。
事故を起こさない事が何よりも優先されることで、「外しても次獲ればいい」と思っています。
この猟期も残念な事故がありました。
かつて狩猟の先輩に「猟欲が勝ることなかれ」と教えられました。
「人の振り見て我が振り直せ」で気を付けていきたいと思います。
いえいえ、コメントありがとうございます。
気の置けない仲間との猟なら楽しいですよね。
本当に矢先の確認を大切に安全な猟を楽しみたいです。
時折コーヒーなんかを現場で沸かして、まったりした猟とか好きです。
お互いに安全で楽しい狩猟でいきましょう。