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クモの糸に水滴がついたら晴れ なぜ糸に水滴がつくのか?

2019-12-30 No.548

どうも、北海道十勝のハンターモーリーです。

秋に猟に出た時、
ふと足元をみると
重機の跡にクモの巣が
作ってありました。

印象深かったので撮影しました。

 


[2019.10北海道釧路 このような場所には立派なオスジカが多い]

コール猟といって
鹿笛を吹いてオスジカを
呼び寄せる猟があります。

こういう場所はコール猟に
向いている猟場です。

ちなみに、
大きなオスジカは
あまり美味しくありません。

 

クモの巣


[重機の跡]

 


[重機の跡のクモの巣]

 


[クモの巣]

 


[水滴がつくクモの巣]

 


[クモの巣の水滴]

 

朝、クモの巣に水滴がついているとその日は晴れ

夜に晴れると(星が見えると)
気温が下がり地面の熱が逃げていきます。

そうなると翌朝は低温になります。

低温になると
水蒸気が蜘蛛の巣に付着し
水滴となります。

前の夜に晴れ(星が綺麗だと)
ていると、翌日も晴れるもの。

つまり、
朝にクモの巣に水滴がついていると
その日は晴れです。

 

なぜクモの巣に水滴がつくのか?

クモの糸には水に濡れると
多数のコブができる性質があります。

空気中の水蒸気が
クモの糸に触れ水滴になり、
糸上のコブに小さな水滴が集まり、
綺麗で大きな水滴模様を作っています。

 

 

蜘蛛の糸について参考論文:
クモの糸の不思議 奈良県医科大学医学部 大崎茂芳

 

職場や学校ばかりに
閉じこもっていませんか?

野外に出て、人や犬や猫以外の
生物たちを探してみてください。

貴方の足元に
色々な生物がいますよ。

したっけぃ

 

モーリー

東京からUターンして、2015年から北海道で狩猟しています。趣味は旅、料理、読書、アニメなど。仕事は元絵描きで環境調査、インバウンドなど。 ブログは狩猟を軸に、自然と人の折り合いのつけ方、本質的な豊かさの模索をテーマにしています。

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