2022-01-13 No.922
どうも、北海道十勝のハンターモーリーです。
いかがお過ごしでしょうか。
ここ十勝では大雪が降りました。
一晩に60cm以上の積雪です。
7シーズン振りの記録更新とのこと。
11日の夕方から雪が降り始めました。
夜に窓を開けて降り積もる雪をみていると音も無いのに「しんしん」という音が聞こえてくるようです。
大雪の夜は皆が外出は控えますので、車の音も皆無。
ただ、「しんしん、しんしん、…、しんしん、しんしん、」と音の無い音楽を聴いているような、そんな不思議な感覚を覚えます。
そんな雪の降る様をみていると、なんとなく嬉しく感じます。
山にいるエゾシカたちはどう過ごしているのだろうと、山に思いをいたします。
翌朝に出勤を控えている方々は夜の間から雪かきを始めます。
夜に少しでもやっておくと、翌朝がかなり楽になるからです。
私はのんびりしていますので、Amazonプライムで映画(劇場版「SHIROBAKO」)を視聴しつつ、「大雪を前に万策尽きたー」とお風呂に入りまったりと雪の時間を過ごします。
アニメ業界の修羅場と楽しさを描く秀作「SHIROBAKO」。是非ご覧ください。
一夜明け、薄暗い中カーテンを開けると一面の灰色の世界であり、雪がまだ降っています。
焦っても仕方ないので、お湯を沸かしコーヒーを淹れます。
灯油ストーブの前でモノを書いたり本を読んだりして雪が止むのを待ちます。
9時頃には小雪に変わり、10時には青空も。
昼前には太陽が顔をだし、一面の白銀の世界が窓の向こうに現れます。
大地の白と空の青と湿気を帯びた透明な空気が美しい世界を演出します。
コーヒーのお代わりを飲みながら外を見ていると、隣人が雪かきを開始します。
私もスキーウエアに着替え「雪かき」の開始です。
大雪が降ると大変なのが「雪かき」です。
雪かきは全身運動であり、特に今回は積雪60cmということでかなりのハードワーク。
それでも、新雪をかき分けて道を作っていく作業はなかなか楽しいもの。
そんな北国のとある雪かき模様をお届けします。
雪が降り終わったらブルーシートをひっくり返して雪かき完了との思惑。
しかし、この作戦は失敗します。
雪が降り終わった様子。
積雪は60cmで、なぜかこの時期にしては湿った重い雪。
とてもブルーシートをひっくり返えせる重さではありませんでした。
例年だと、この時期の雪はパウダースノーなので雪かきも楽なのですが、今回はなまら重い雪。
多くの方が腰を痛めてしまうことでしょう。
雪の上の近所の野良猫。
パウダースノーの上ではさすがのネコも雪に埋もれてしまい、このように雪の上には座れません。
降ったばかりの雪の上にネコがいるということは、つまり、この雪は湿り気を帯びた重く固い雪という証拠画像です。
この野良猫たちも雪が楽しいのか、普段よりもテンションが高いようで、遊び回っていました。
ところで、最近、野良猫たちが庭で遊んでいるのでスズメが来なくなってしまいました。
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スノーダンプでこのように道を作っていきます。
雪国には必須のアイテムです。
雪かきに必要なアイテムは以下。
・スノーダンプ
・雪かきスコップ(プラスチックはすぐに壊れるので鉄やアルミのものが良い)
・スキーウエアなどの雪で濡れ難いアウター
・長靴
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昼前に晴れになる。
一面の白銀と空の青、空気の汚れも雪が洗い落とし空気も綺麗になる。
除雪車は昨晩の23時頃に一度入ったきり。
しかし、このくらいの路面状況なら四駆なら走行可能です。
午後には再び除雪車が入るでしょう。
これから雪かき作業が始まります。
道路と玄関を結ぶ通路、車の出入りスペース、庭の生ゴミを投げるコンポストまでの道の確保、屋根の雪下ろしなど。
大変な作業です。
しかし、そんな雪かきも近所の人たちとおしゃべりしながらすると捗るもの。
しばらくしていると除雪機をもっている近所の人が手伝いに来てくれるのも嬉しいものです。
いつもありがとうございます。
時間に追われている方は北海道に移住して、しっかりとした生活時間を過ごすこともご検討ください。
雪かき作業がありますが、考えようによってはそれもまた楽しいものです。
したっけぃ