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鳥獣慰霊祭及び納猟会、キツネ駆除会や駆除慰労会の中止や延期

2020-02-29 No.566

どうも、北海道十勝のハンター
モーリーです。

新型コロナによる緊急事態宣言が
出た影響により、
猟友会のイベントも延期や中止の連絡がありました。

猟師たちは毎年、猟期が終わる頃
鳥獣慰霊祭という神事に参加し
狩猟で獲った野生動物たちの霊を慰めます。

そんな神事が延期されました。

 

鳥獣慰霊祭


[2019.12北海道十勝 帯広神社 野鳥やエゾリスなどが見られるスポットでもある]

猟友会では、
猟期が終わりに近づくと
「鳥獣慰霊祭」が行われます。

十勝の大部分の市町村では
2月末で狩猟期間が終わります。

2月が終わると、
十勝のハンターの多くは
3月末まで隣の釧路や日高で狩猟することになります。

そんな猟期終盤に
神社の神主さんに来ていただき、
狩猟した鳥獣の霊を慰める神事である
鳥獣慰霊祭が行われます。

今年はその鳥獣慰霊祭が延期されると
連絡がきました。

この鳥獣慰霊祭以外にも
納猟会やキツネ駆除会、
駆除メンバーによる慰労会も
軒並み延期や中止になりました。

 

中でも鳥獣慰霊祭は大切な行事だと
感じています。

いつまで新型コロナの影響が
残るのか分からないため、
今度、個人的に鳥獣慰霊祭をやってしまおうと思います。

まぁ、帯広神社に行って
お参りするだけのことですが、
狩猟で獲った野生動物たちの
霊を慰める行為は、
私たち猟師が命を奪うその行為の
意味を再確認するためにも
大切なことのように感じます。

 

したっけい

 

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モーリー

東京からUターンして、2015年から北海道で狩猟しています。趣味は旅、料理、読書、アニメなど。仕事は元絵描きで環境調査、インバウンドなど。 ブログは狩猟を軸に、自然と人の折り合いのつけ方、本質的な豊かさの模索をテーマにしています。