Categories: 鳥類

トビとカラスの関係

2020-02-27 No.564

どうも、北海道十勝のハンター
モーリーです。

空を眺めていると
トビとカラスが戯れていました。

トビがカラスに
追われている光景は
よく見られる光景です。

内地でも同じなのでしょうか。

トビは鋭い爪と
風を捉える滑空能力、
抜群の視力と
猛禽類らしい能力を
兼ねそろえている鳥です。

そんなトビがカラスに追われつつ
じゃれている光景は
不思議に感じます。

今回はトビとカラスの
関係について整理しました。

記事内容:

・トビとカラスの画像

・トビとカラスの関係

 

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トビとカラスのじゃれあい画像


[2020.2北海道十勝 カラスに追われるトビ]

 


[2020.2北海道十勝 カラスに追われるトビ]

 


[2020.2北海道十勝 カラスに追われるトビ]

 

トビとカラスの関係

カラスが自分よりも
大きなトビを追いかけて
ちょっかいを出しているのは
当然理由があるからです。

3つの理由を考えてみました。

1.縄張り争い

実はトビとカラスは食性が似ています。

海の近くなら魚介類の死骸や
漂着物をを漁ったり、
時には人のゴミを荒らす姿も見られます。

似たような食性の場合はテリトリーが重なり
競合する関係になってしまいます。

 

2.トビとカラスの飛翔能力


[2006.10北海道十勝 トビ]

トビは風を読んで
急上昇する能力や
風に乗っての滑空などの
能力が優れています。

しかし、小回りなどの軽快な
飛行力はやや落ちます。

 


[2016.1北海道札幌 中島公園のカラス おそらくハシブトガラスの若い個体]

あまり知られていませんが、
カラスは鳥の中では比較的大型で、
その大きさのわりに体重が軽く
機動性の高い飛翔力があります。

その分、急上昇や滑空能力は
トビと比較すると落ちます。

両者の間に飛翔力に差があると
競合関係は成り立ちませんが、
分野が違えど伍する飛翔力を
両者が有している際は
競合するのかもしれません。

 

仲良し説

いつも、トビとカラスは
仲が良いよな思います。

競合するとはいえ、
空中で小さいカラスが大きいトビを
追っている姿はどうみても
遊んでいるように見えるのです。

私たちがサークルや部活で
運動しつつ体を動かすように、
トビとカラスもあのように
飛翔力を高める運動をしているように
見えるのです。

トビとカラスのじゃれあいは
部活動の一環なのではないのか
とも思います。

トビが本気でカラスに怒ったら
カラスは分が悪いと思うのですが、
トビが怒ったような様子を
見たことがないような気がします。

やはり、じゃれているようにも見えます。

どうなんでしょうね?

 

 

したっけぃ

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モーリー

東京からUターンして、2015年から北海道で狩猟しています。趣味は旅、料理、読書、アニメなど。仕事は元絵描きで環境調査、インバウンドなど。 ブログは狩猟を軸に、自然と人の折り合いのつけ方、本質的な豊かさの模索をテーマにしています。