2020-03-19 No.575
どうも、北海道十勝のハンター
モーリーです。
北海道では2020年2月28日から
本日(3月19日)まで
中国武漢より拡散が広がったとされる
covid-19対策のため非常事態宣言が出されていました。
北海道の飲食業や観光産業はガタガタです。
世界中どこもガタガタですが…。
北海道といってもその面積は
四国と九州を合わせた面積以上の広さがあります。
北海道とひとくくりにされるのは違和感を感じていました。
北海道でのcovid-19の発生状況を整理し、
北海道での不安な地域とそうでない地域を整理しました。
貴方がもし自宅待機で
暇を持て余してしまうのでしたら、
北海道観光を検討する際の材料を提供します。
ご検討の上、北海道観光に来ていただれば嬉しく思います。
[北海道14支庁別図]
北海道の面積は83.450k㎡。
※北方四島を除く面積
欧州のスイスは41,280k㎡でほぼ倍、
オーストリアの83,880k㎡とほぼ同じ。
※面積参考:
北海道:83,450 km²
本州:228,000 km²
四国:18,800 km²
九州:36,750 km²
スイス:41,280 km²
オーストリア:83,880 km²
その北海道は14の支庁という
行政的な区分けがあります。
各支庁が内地の県に相当する面積になります。
ちなみに、
埼玉県は、3,798k㎡。
札幌市がある石狩支庁は、3,540k㎡です。
[2020.3.19北海道支庁(札幌市を除く)別covid-19発生数グラフ]
上記のグラフは非常事態宣言が
解かれた日(2020.3.19)の
covid-19の支庁別発生数です。
3月18日
検査数:1587件
患者数:154名。
札幌市は石狩支庁に属していますが、
大都市なので札幌市単独でサンプルとしています。
札幌市が68名、
上川支庁(旭川市に多い)19名、
初期にクラスターが発生した北見市を抱える
網走オホーツク支庁が22名。
札幌市、上川、網走オホーツクが目立ちます。
以下に、このグラフを図面にしました。
[2020.3.19北海道支庁(札幌市を除く)別covid-19発生数図]
北海道の各支庁と札幌市の
covid-19の発生数を図面にしました。
発生に偏りがあるのが分かります。
札幌市、
上川支庁(旭川市)、
網走・オホーツク支庁(北見市)での
発生数が多いと分かります。
※各支庁をレイヤーで分け、
発生数が5以上の地域を赤くし透明処理。
札幌市ならred68%、上川ならred19%の透明度とした。
青で示した支庁が発生数が0の宗谷と留萌。
緑で示した支庁が発生数1-3の
檜山、後志、日高、十勝、根室。
個人的な見解として、
外国人観光客が非常に多い
ニセコ町を抱える後志支庁における
covid-19発生数が 1 というのは懐疑的に見ています。
北海道での観光は可能かについて
考えるにあたり、
北海道でのcovid-19発生数について
直近(3/19)のデータを整理しました。
[2020.3.19北海道におけるcovid-19発生数に関するグラフ 紫:発生数 赤線:発生累計 緑:回復累計]
上記グラフは北海道における
covid-19発生と回復数に関するグラフです。
紫:日別発生数
赤:累計発生数
緑:回復数
まだまだ、どうなるか分かりませんが、
3/17に発生数 0 を確認。
傾向としては発生数が落ち着いてきたように読めます。
新規の発生も札幌市に集中しています。
covid-19発生により北海道の観光及び飲食業は悲惨な状況です。
日本中も世界中もそうでしょう。
北海道の基幹産業は農業ですが
他の産業は強いとは言えず、
北海道は内地よりも経済的基盤が
ぜい弱な地域といえます。
私が北海道での観光が可能か否か、
どうこう言えません。
しかし、もし余裕がある方がいたら、
上記で示した地域を中心に北海道観光を
検討して頂きたく思います。
宗谷、根室、十勝、日高、檜山などの地域です。
釧路も3月に入って発生数は 1 なので、
比較的安全な地域と言えます。
春を迎える道東をレンタカーを借りて、
家族や友人と巡る旅は十分可能に思えます。
十勝、釧路からの根室知床の流氷を見る。
国道はすっかり雪も解け、
アイスバーンの部分はほぼありません。
レンタカーで道東を走ってみるのはいかがでしょうか。
それでは、ご検討のほどよろしくお願い申し上げます。
したっけぃ