愁雨きたりなば2021 秋の雨は北海道大雪山での紅葉の始まりの合図

2021-09-18 No.882

どうも、北海道十勝のハンター モーリーです。

2021年9月18日、北海道十勝は雨が降っています。

内地に台風14号がかかり、その雨雲が北海道まで伸びてきているようです。

 

今回の台風の名前はチャンスー(Chanthu)。

カンボジアの花の名前から由来しています。

私たち日本人は台風を数字番号で呼ぶことが多いですが、アメリカでは名前で呼ぶことが普通です。

ハリケーン・カトリーナという2005年8月にアメリカを襲ったハリケーンの名前は日本人でも聞いたことがあるかもしれません。

他の国では台風をどのように呼んでいるのか興味があります。

 

話が脱線してしまいましたが、この秋雨は北海道に紅葉の始まりを告げる合図です。

日本で最初に紅葉が始まるのは、北海道の屋根とも呼ばれる大雪山から。

この夏に大雪山で一泊してきたので、大雪山の様子をお届けします。

 

夏の大雪山

[2021.7北海道大雪山 お鉢平 30000年前の噴火跡]

大雪山のど真ん中にある30000年前の噴火口、お鉢平です。

このお鉢平を周回するコースは早い人なら4時間、遅い人なら6時間ほどでしょうか。

この時は天気も良く絶好の登山日和。

下界から離れられて心身ともにリフレッシュできます。

 

[2021.7北海道大雪山 黒岳石室とキャンプ場]

ここは黒岳のキャンプ場です。

この登山ではここで山で一泊。

山小屋とキャンプ場が併設されているので、山小屋でもテント泊でも可能です。

山で一泊するのは学生の頃以来なので20年ぶり以上です。

心身を鍛える意味でも、今後は登山の頻度はあげていこうと思います。

 

なお、学生の頃は一月ほどここの山小屋で管理人のアルバイトをしていました。

今の山小屋管理人の方々の話も色々と聞けて楽しい時間を過ごせました。

人生を模索している方にとっては、山小屋のアルバイトはオススメです。

街とは違い、山では自分自身に向き合う時間がどうしても長くなります。

山での内観は、より深くまで自身を知れるよい機会だと思います。

 

参考文献:

内観療法における「根の記憶」を考える- 内観療法と箱庭療法の事例の比較検討を通して-橋本俊之

 

秋の大雪山

[2019.9北海道大雪山 銀仙台の紅葉]

この画像は2019年の秋に大雪山の高原温泉を登山した時の画像です。

日本で一番最初に紅葉が楽しめる登山コースです。

今年も今月中に行ければと思います。

北海道はもう秋。

動物たちも冬の準備を始めているころでしょう。

 

関連記事:

大雪山高原温泉 日本一の紅葉彩る沼めぐりコース

 

 

 

後記。

タイトルの「愁雨きたりなば」とは「憂いの雨がきたならば」の意味です。

ここでは「憂いの雨がきたならば、その後は美しい紅葉の季節に至る」という流れで使用しています。

元ネタは「銀河英雄伝説」という小説の一タイトルなんですけどね。

 

したっけぃ

銀河英雄伝説は長く愛されている作品です。読書の秋に小説や漫画、アニメを通じて作品に触れてみていただけると嬉しいです。

モーリー

東京からUターンして、2015年から北海道で狩猟しています。趣味は旅、料理、読書、アニメなど。仕事は元絵描きで環境調査、インバウンドなど。 ブログは狩猟を軸に、自然と人の折り合いのつけ方、本質的な豊かさの模索をテーマにしています。