2020-07-02 No.617
どうも、
悪・即・斬な
北海道十勝のハンターモーリーです。
北海道砂川市での
猟銃所持許可取消事件について
裁判が始まるので情報をお届けします。
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猟銃所持許可を取り消されたハンターは
取消処分を不服として裁判へ。
裁判の争点は、
公安委員会や警察による
猟銃所持許可の取消措置が
不適切ではないのか、
という点でしょうか。
その民事裁判が明日、
2020年7月3日 10:30から
札幌地方裁判所701号法廷で始まります。
裁判の争点ではありませんが、
現場で実際にはなにがあったのか、
現地取材した記事を書きました。
現場でなにがあったのか、
ある程度の真相には近づけた
記事になっていると思います。
興味がある方は、
以下の記事をご覧ください。
関連記事:
【事故記録】2018.8北海道砂川市猟銃所持許可取り消し事件 その3 砂川市駆除現場にて
【事故記録】2018.8北海道砂川市猟銃所持許可取り消し事件 その2 当事者インタビュー
【事故記録】2018.8北海道砂川市猟銃所持許可取り消し事件 その1 そして裁判へ
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裁判は基本的にどなたでも傍聴できます。
私も札幌に行った際に時間がある時は、
裁判を傍聴しています。
特に必要なものはなく、
着の身着のままで傍聴できます。
この裁判に関わらず、
裁判に興味がある方は
実際に傍聴に行ってみると良いと思います。
検察や弁護士たちの
姿勢や発する言葉を
見聞きするだけで勉強になります。
そして、
裁かれる人の人生を垣間見られます。
裁かれる人々と私に違いはなく
ちょっとしたボタンの掛け違いが
犯罪を自らに招いてしまうのだと感じます。
裁判はなぜ誰にでも、
公開されているのでしょうか。
裁判は人(国や司法)が人を裁くという
重要で難しいことであることから、
「裁判のその公平を確保するために、
その重要な部分が公開される必要がある。」とされています。
司法という国の重要な機関の
公平性を監視することも、
私たち市民の仕事の一つです。
ですので、
一生に一度は裁判所で傍聴を。
したっけぃ
るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚・北海道編-
一世を風靡した週刊少年ジャンプ連載作品『るろうに剣心』が、北海道を舞台にして帰ってきました。
悪・即・斬を貫いた、壬生の狼 京都新選組の斎藤一も登場します。
個人的には逆刃刀を受け継いだ弥彦を主人公にした物語を見たかったところ。
ハンター日記は和月先生を応援しています。
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こんにちは初めまして興味深く拝読させて頂きました。
駆除が出来て本当に良かった。猟友会員・関係者の皆様ご苦労様でした。
さて、現地を写真で拝見しますと
密林とは見えず、木では弾を防げないでしょう。後は高低差になるかと思います。
外れた場合の着弾地点に弾を受け入れられる土等があったから発射したのでしょう。
これは個々のハンターが合法的に判断します。安全と判断したのでしょう。
本件は現行犯では無く立ち会っている警察官が居ますね。ここも興味深いです。
札幌市でもヒグマが市街地を闊歩していて、毎日毎日怖い思いをして暮らしている方々を
テレビで見ることがありました。
こんな時こそ行政が率先して行動(駆除)して欲しいものですよね。
スピードが足りないと思うのは私だけでしょうか。。。
駆除して頂き皆さん(ご近所の方々も)喜んでいたのではないでしょうか。
ヒグマは、めっちゃ怖いですからね。
私も40年近い経験者です。私は個体を発見するまで銃には弾を装填しません。
(装填してはいけないのです。ルールです。)
よって、暴発はしないのです。いや出来ないのです。
本件も、個体を発見したから装填したのでしょうね。
そして暴発・・・ 暴発は自己責任(管理不足)・・・
銃床の件ですが
銃を立てて持ち銃床を弾が貫通しても怪我をしない持ち方をするには
奥側にスコープ、手前に引き金部分が来るように持つ必要があります。
(勿論奥側が引き金でも構いません)
でも
この持ち方で銃を持ち続けることは合理的でしょうか。
(外国の門の処に居る護衛官ならあるかも(汗))
私なら、立てて持つ場合(効き目が右なので)引き金部分を左側にスコープ部分が右側に
くる様に構えます。銃床は右の腹に密着させます。左斜め60度位でしょうか。
右手は引き金部分をカバーします。(弾の装填の有無に拘らず癖にしています。)
よって、裁判ではヒグマ駆除の観点からハンターの判断を考慮して欲しいと思います。
また、数少ないハンター仲間ですから、仲良く残り少ないハンター生活を充実させましょう。
ご安全に
(長文失礼いたしました。)
このブログから読み取れる疑問
1、その場で位置情報付きの写真を撮らなかったこと
(これはB氏の年齢や携帯電話、スマホの種類にもよってしょうがない)
2、手で持っているだけの銃床に、キレイな貫通穴が開くのか
(支点と力点の関係からモーメントが発生して銃身が振られるのでは)
3、ライフル弾は中実の円筒形(変形は当然ある前提)のはずだけど、発見された銃床の破片というのは、どのような形状だったのか
(中実の物体を高圧力でぶつけても、固定していない対象側をその形状のまま抜ける事は難しい、さらに2項で挙げたとおり振られるはずなので、モーリー氏が7月4日16:24の返答で、匿名で失礼しますさんの「貫通穴は丸かった」を否定せず「穴の大きさは直径8mmでちょうどライフル弾程度の大きさでしょうか」は難しいのではないか
4、気象庁の記録では、2018年8月22日滝川観測所にて、14.0mm/hの降雨が記録されています。破片の形状によっては発見が大変だったのでは
事件日8月21日、現場検証は10月4日以降のはずですね
一連の記事を読ませていただきました。
A氏とB氏の確執が根底にはあるようですが、少なくとも公安委員会の主張の上では、B氏の件とは全く関係なく「民家へ向けての発砲が問題」とのことですよね。公安委員会の所持許可取り消しをもって、B氏の主張が正しいというのは難しいと思います。現に跳弾の件は警察も問題としていないようですね。「B氏が居たのを確認せずに発砲した」というのが理由で所持許可を取り消すと明示されればみな納得すると思いますが、そうではないためこの件は疑問・不安を呼ぶのだと思いますよ。
逆に、B氏が正しいのならなぜ公安委員会はB氏のいる方向への発砲を理由に銃の所持許可を取り消さないのでしょうか。
裁判中の訴状を公開しなければ、議論の対象となりません。
争点は公安委員会が「鳥獣保護法によらない銃猟が銃刀法第10条に2違反するため、銃刀法11条第1項の規定により許可を取り消す」という事が、適法かどうかです。
私が弁護士であれは、ここを問題にします。
有害駆除の許可権は、市町の長にあるので、そこの許可証なり駆除の指示書があれば、取り消す理由にならないと思います。
民事訴訟の訴状は、閲覧ができますので、それらを見てからでないと、何を言っても外野席のヤジと同じことです。
こちらを参考にしてください。
http://www.asahi-net.or.jp/~zi3h-kwrz/minrecord.html
モーリーさんはB氏が虚偽の証言をしている可能性についてどうお考えでしょうか?
「警察がA氏を処分していることからB氏の証言は正しいに違いない」と考えるのはいささか安直ではないでしょうか?痴漢冤罪のように警察がよく調べもせずにB氏の証言を鵜呑みにしている可能性は考えられませんか?実際に本件について色々調べ破損した銃床の現物も確認しているモーリーさんの率直な感想をお聞きしたいです。
こんばんは。
本件に興味があり記事を読まして頂きましたが疑問があります。
銃床には穴がありそれは跳弾が貫通したものということですがそれは本当に
跳弾によるものでしょうか?私は全く狩猟とは無関係の人間ですが、戦争ものの
書籍は好きで結構読んでいるのですが、弾頭は跳弾時に変形するため跳弾した
弾頭は不規則に回転しながら進むそうです。そのため人体にヒットした場合、
きれいな穴にはならずかなり荒れた穴になるそうです。
今回、仮に跳弾が銃床に当たったとしてもきれいに貫通はせずかなり荒れた穴に
なるのではないでしょうか?また弾頭が銃床を貫通した場合、単に穴が開くだけで
なく入口と出口に剥離が起こるはずです。モーリーさんは現物を見たそうですが
穴はどうなっていましたか?
全くの素人です。
以前からこの事件は興味があってここにたどり着きました。
B氏の話が真実であれば、今現在駆除に当たらない猟友会ってどんな組織なんでしょうか?
単なる権力争い?
詳しくは知らないのでなんとも言えませんが駆除って補助金みたいなのが出てますよね?
まぁA氏が法廷に持ち込んでくれたので、法廷で決着がつくのはいいことだと思います。
どちらの言い分もそれだけを聞けばどちらも正しい(笑)。それだけに法廷で決着がつくことはいいことだと思います。
なので、法廷では論点を逸らさないようにしてほしいと思います。
こんにちは、初めまして。
私は静岡県で活動してます新米ハンターです。
以前の森林職員が誤射で亡くなった件も非常に関心を引きましたが、
今回のこの件も、正直何もわからなくて、「なんで駆除活動してるのに取り消しなのか!」と憤りすら感じる次第でした。
ニュース記事ではA氏側の主張しか見えてこないので客観的な判断が出来ず、
私もA氏寄りの考えから賛同する気持ちを持っていました。
しかし貴殿のブログを読ませていただいて、全体の様子や流れ、双方の言い分の食い違い、双方の立場の違い等々見ることが出来ました。
その結果自分の中で出てきた思いは、B氏寄りのものとなりました。
①事実として跳弾による破損としか考えようが無い事。
②A氏の矢先の安全確認が不徹底であったこと。
は結果からも併せて考えられます。
今後は裁判での結論を待ちたいと思います。
ベテラン猟師が猟友会を追われ、もしかしたら他支部にも根回しされ、
今後どこにも入会できないかもしれません。
権力を持つ人間(忖度をされるほどの有力者)は、普通の人以上に聖人君子的な精神を持たないと危ない結果が待ってる気がします。
1~4まで読ませていただいて、A氏が保身に走って周りに根回しして、更に裁判にまで訴え所持許可を取り戻そうとしてるように感じました。
双方のいざこざが発端となってるように思いますが、何故最初に穏便に済まそうとしなかったのか?
A氏はなぜそこまで意固地になったのか?元々ウマが合わなかったのか?
私個人の下衆の感情では「A氏は自分が偉い存在と勘違いして、立ち振る舞いが傲慢なんじゃないか?」と思うようになりました。
こういう「思い込み」は真実を見る目を閉じてしまうのでいけませんけど。
しかし実際はいろいろ分からないことだらけです。
貴殿のおかげで概ね見えてきましたが、今後の私の個人的な判断は裁判の結果を待ってとしたいと思います。
いろいろお調べいただいて、心のモヤモヤがだいぶ晴れた思いです。
ありがとうございました。
barracuda374様、コメントありがとうございます。
砂川市の事件が多角的な視点から理解されつつあり、ホッとしています。
事件周辺の方々からも情報が集まっており、ブログには書けないことも多いですが、barracuda374様の理解に近い情報も集まりつつあります。
確かに、A氏とB氏はもともとウマが合わなかったようです。
それにしても、B氏の北海道猟友会砂川支部からの除名は、つまり北海道猟友会からの除名でもあり、同じ北海道猟友会の一員としてなさけない措置だと感じています。
今は砂川市の事件の概要をこのブログにとどめておくことで、一定の役割を果たしていると思っています。
隣の町に北海道猟友会の副会長がいるので、会える機会があれば私の持っている資料と情報を提供しようと思っています。
こちらこそ、コメントと感想、ありがとうございました。
ジブリおじさんの動画からこちらに来ました。
自分は理由があって猟師にはなれませんが、ずっと憧れていましたし沢山の書物を読みました。
今回の事件はネットニュースでも載っていますが、A氏のコメントは有ってもB氏のコメントは皆無ですね。
モーリーさんの様に客観性を意識したブログは有り難いです。
どうやら地方にありがちな人間関係が渦巻いてそうで、真実が裁判の中で明らかになる事を願います。
さて、ブログの中で紹介されている熊撃ちの女や、狩猟ダイアリーなど私も当然 読みましたが、
小説家になろう 作品で書籍化 コミカライズされた「北海道の現役ハンターが異世界〜」は読まれましたでしょうか?
空気銃は今時、スプリング式。散弾銃は今時、 ポンプアクションのM870。ライフルは今時、レミントンM700
作中で何度も今時 という言葉を使いながら何故使うのか?を現役ハンターならではの
マニアックに説得力あるストーリー。
自分の中では熊撃ちに次ぐ作品何ですが、もし読まれていたなら書評をお聞かせくれたら幸いです。
コメント、ありがとうございます。
「北海道の現役ハンターが異世界に放り込まれてみた」は知りませんでした。
WEBですぐに読めるのですね。
読んでみます。
銃も私と同じレミントンm870なのですね...。すでに共感しちゃいますw
ジブリおじさんもまた北海道に来て一緒に狩猟行こうと、また一緒にBBQしようと話をしていますので、その時を楽しみにしています。