2019-12-06 No.522
どうも、北海道十勝のハンター
モーリーです。
北海道のエゾシカは
本州のシカよりもデカいです。
エゾシカとホンシュウジカの
大きさを比較してみました。
日本にいるシカは
全て二ホンジカです。
その二ホンジカの亜種が7種あります。
北海道にいるエゾシカ、
本州のホンシュウジカ、
四国や九州にいるキュウシュウジカ、
対馬などにいるツシマジカ、
鹿児島馬毛島にいるマゲジカ、
屋久島にいるヤクジカ、
沖縄県慶良間諸島にいるケラマジカの7種です。
ここでは北海道のエゾシカと
本州のホンシュウジカの大きさを紹介します。
[2019.10北海道釧路 エゾシカのオス]
頭胴長※:雄は140-190cm
尾長:13cm
体重:雄は130-150kg 雌は80kg程度
※頭胴長とは鼻先から尻尾の付け根までの長さ
頭胴長:110-170cm
尾長:8-20cm
体重:雄50-130kg 雌で25-80kg
同じ二ホンジカで
あるにもかかわらず、
エゾシカが内地のシカと比較して
大きい理由は、寒さにあります。
シカは哺乳類です。
哺乳類は恒温動物といって
気温や水温などの周囲の
温度に左右されずに、
自らの体温を一定に
保つことができます。
「恒温動物においては、
同じ種でも寒冷な地域に
生息する個体ほど体重が大きく、
近い種であっても
大型の種ほど寒冷な地域に生息する」
という法則をベルクマンという
ドイツの生物学者が発表しました。
この法則に従って、
同じ二ホンジカであっても
エゾシカは内地のシカたちよりも
大きくなりやすいのです。
貴方も北海道まで
エゾシカに出会いに遊びに来てください。
したっけぃ