2025-01-25 No.1049
どうも、北海道十勝のハンターモーリーです。
1月はヒグマであれツキノワグマであれ冬眠期間です。
しかし、岩手県で1月にツキノワグマに襲われるという事件が発生しました。
珍しい事件なので記録しておきます。
2025年1月23日 16時頃
岩手県岩泉町
日本三大鍾乳洞の一つ、『龍泉洞』がある町ですね。
2023年に龍泉洞を訪れましたが、静かで涼しく、とても落ち着く良い場所でした。
洞窟の中に静かに水面をたたえる様はまさに龍の住処。
貴方も訪れてみてください。
2025年1月23日16時頃、岩手県岩泉町においてクマ猟をしていた男性がツキノワグマに襲われ顔に怪我を負った。
命に別状はない。
怪我をしたのは74歳男性猟師。
警察発表によると仲間4名でクマの狩猟中に一人で行動していたところ、成獣のツキノワグマに襲われた。
猟師は顔を爪で裂かれるなどの怪我を負ったが仲間と帰宅し、帰宅後に病院へ搬送された。
岩手県自然保護課によると、冬眠期間中でも眠りが浅い時があり、冬眠途中でねぐらを変えることもある、とのこと。
県によると、今年度(2024.4−2025.3)同県でのクマによる人身事故は10人目。
冬眠中の巣穴で寝ているクマを狙う猟だと思うのですが、ちょっと可愛そうかな、と。
メスなら出産したばかりでしょうし。
しかし、最近の東北でのツキノワグマによる事件事故は多いですから冬の間に対策することも大切なことです。
また、クマは人を襲う時は顔を狙うのだなと再確認しました。
現場の猟師の皆様におかれましては、健闘を祈ります。
関連記事:
事故記録 2024年5月秋田県山菜取り男性及び警察官クマ襲撃事件
参考サイト:
したっけぃ
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冬眠しない穴持たずの熊でなく、冬眠中の熊が目醒めて猟師を襲ったのでしょうか。
負傷した猟師さんが、命に別状はないようで、不幸中の幸でした。
春先、冬眠から覚めた熊を狩猟するより、冬眠中の熊の方が容易とは思いますが、この事故から、素人考えですが、猟師は常に複数(可能なら3人以上)で、前後左右を監視しながら行動することが重要だと思うのですが………
ミウル様、お疲れ様です。
今回の事件状況が不明なので詳しいことはわかりません。
ただ、なんとなく一人で巣穴を見つけて中のクマを仕留めようとした際に反撃を受けた事件なのかなと思っています。
確かにヒグマでも冬眠期間中にクマの巣に近づくと「グルルルル」と「これ以上近づくな」とクマから威嚇されたとことがあると先輩猟師から聞いたことがあります。冬までぐっすり眠っているというよりも、ウツラウツラとジッと春を待っているのでしょうか。そこに人の気配が近づいたら警戒しますよね。
ミウル様のおっしゃる通り猟は複数で取り組みたいです。私も単独猟が多いので気をつけます。