2020-03-30 No.584
どうも、北海道十勝のハンターモーリーです。
根室の山林を流れる小さな河川で
サケ科の稚魚を見つけました。
その様子をお届けします。
[2020.3北海道根室 シマフクロウがいる山林の小河川]
河床は砂礫質で
水質はきれい、
河畔林が繁茂し落下昆虫も期待でき
倒木もあり隠れる場所もあるなど
サケ科魚類にとって理想的な河川です。
[2020.3北海道根室 捕まえたヤマメの稚魚やカワゲラたち]
ちょっとガサガサをしてみると
サケ科の稚魚やカワゲラなどを見つけました。
サケ科の稚魚を見ると
ヤマメっぽいのでここではヤマメとします。
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[2020.3北海道根室 ヤマメの稚魚]
サケ科の多くは、
サケのように秋に繁殖し、
冬の間に卵から徐々に成長し、
春に稚魚となり、
川に残るものもいれば
海に下るものがいます。
ヤマメだと川に残る個体を
『ヤマメ』と呼び、
海に下り海で成長し
産卵のために海から遡上してくる
個体を『サクラマス』と呼びます。
ちなみに、
上記画像のヤマメとしていますが、
アメマスやオショロコマ、
イトウなどの可能性もあります。
もしサケ科稚魚の見分け方を
ご存知の方がおりましたら、
コメント欄や問合せからご指導いただけると幸いです。
[2020.3北海道根室 ヤマメの稚魚]
サケ科の魚類の特徴として
脂鰭(あぶらびれ)があります。
背びれと尾びれの真ん中にある
小さなぽっこりとした山のような
鰭(ひれ)が『脂鰭』です。
[2020.3北海道根室 サケ科の特徴のひとつパーマーク]
体の側面にパーマークという
小判型の斑点がでるのもサケ科の特徴の一つです。
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動画も撮りましたので、
早春の北海道の清冽な川で生き抜く
彼ら彼女らをご覧ください。
北海道は雪解けも進み
確実に春の訪れが近づいています。
人の世の喧騒から離れ山野を歩くと
例年通り野生生物たちは春を喜び
浮き立っているようです。
したっけぃ