北海道生き物紀行 2020早春 中標津編

2020-03-28 No.583

どうも、北海道十勝のハンター
モーリーです。

中標津町に来ています。

この町は知床や摩周湖、根室や網走、
釧路といった中継地となる町で
道東観光の要所とも言える場所です。

人口は23,000人ほどで畜産業が基幹産業。

昔は林業も盛んだったようです。

この町に立ち寄った目的は
『シマフクロウ』と
『からまつ温泉』、
そして『食』です。

観光客の皆さんは
素通りする町かもしれませんが、
隠れた面白い町なんです。

 

 

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シマフクロウ探し

シマフクロウ概要


[知床羅臼ビジターセンター シマフクロウの剥製]

シマフクロウは日本に生息する
フクロウの中で最大のフクロウです。

日本では北海道道東に約140羽が生息します。(環境省より)

その内、半数の70羽が知床に生息します。

環境省保護増殖事業 シマフクロウ

一時は絶滅も危ぶまれましたが、
環境省や知床財団や日本野鳥の会の
活動により、一時よりも生息数は増えました。

絶滅の危機の理由は生息地の減少。

シマフクロウが生息するには、
・巣になる巨木の樹洞
・餌になる魚類や両生類が豊富な河川
が必要がです。

しかし、北海道開拓以来、
シマフクロウの生息に必要な
巨木のある森も、魚が豊富な川も
減少の一途を辿り
今に至ります。

私も10年ほど前に
シマフクロウの巣箱の設置の
お手伝いをしたことがあります。

重くてとても大変でした…。

 

 

シマフクロウに出会うなら中標津養老牛温泉

シマフクロウを見つける
一番可能性が高い場所が
中標津町養老牛温泉です。

ここではシマフクロウに餌付けをして
来客に撮影する機会を提供しています。

参考サイト:

ぷかぷか雑帳記 5回目の正直!?シマフクロウと養老牛温泉の野鳥たち

つまり、この周辺にシマフクロウが
確実に生息しているということです。

この辺りの山林をウロウロすれば、
シマフクロウに出会えるかもしれません。

そんな理由から中標津町養老牛温泉に来ています。

 

 

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からまつの湯


[2020.3北海道根室 中標津町養老牛温泉 からまつの湯]

この温泉は地元の人が利用する、
無料の露天風呂です。

300年ほど前から
アイヌの人々が利用していたようです。

私たち和人の利用は1920年頃から
主に林業の方々が利用してきたと
一緒に温泉に入っていた
地元の方から聞きました。

素敵な温泉をごちそうさまです。

ここで温泉に入りながら、
シマフクロウを待ちます。

 

 

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中標津町の食

中標津町は食が素晴らしい町です。

食は十勝が最高だと思っていましたが、
中標津町とニセコ倶知安町も素晴らしい。

北海道の食の三巨頭は
・十勝
・ニセコ倶知安町
・中標津町
ですね。

中でも
中標津は根室や羅臼に近く
海産物は豊富で、
畜産が基幹産業なので
乳製品も美味しく、
まさに北海道らしい食を満喫できる
最高の立地です。

では、お寿司を食べに行ってきます。

 

したっけぃ

モーリー

東京からUターンして、2015年から北海道で狩猟しています。趣味は旅、料理、読書、アニメなど。仕事は元絵描きで環境調査、インバウンドなど。 ブログは狩猟を軸に、自然と人の折り合いのつけ方、本質的な豊かさの模索をテーマにしています。