2025-02-18 No.1054
どうも北海道十勝のファイナンシャルプランナー モーリーです。
普段はハンターとしてブログを書いていますが、今回はメインテーマとは離れた話題になります。ご了承ください。
現在(2025.2)SMAPの中居君が破廉恥事件を起こしたことが報道され、フジテレビまでを揺るがす事件になっています。
北海道十勝のホリエモンこと堀江貴文さんも、フジメディアHDの株を購入しフジテレビをチョメチョメしてしまいそうな勢いです。
せっかくの機会です。ご近所付き合いも兼ねて、私もフジメディアHDの株を購入してみました。
そして、たまたま東京に行く機会を得たので、足を伸ばしてお台場のフジテレビまで行ってきました。
株主になるにあたりフジテレビについて簡単に整理すると共に、フジテレビを訪問のした際の様子をお届けします。
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[2025.2東京都お台場 フジテレビ建屋 中身がスカスカで風水的にはよろしくない]
SMAPの中居君が㈱フジテレビジョンの女性職員へ破廉恥行為を行い、心身を病んだ女性職員が退職に追い込まれと聞きます。
そして、中居側が9000万円を支払う形で示談したとされる事件が2024年末頃から報道されていました。
事件発生の際に、他の㈱フジテレビジョン職員による中居氏への忖度があったのではないかとの疑惑が持たれています。
その後、中居君は芸能界引退を表明し姿を消しました。
当該女性はつらく苦しい思いをしたと思います。
とは言え、示談も済んでいることですし、個人的には引退までしなくても、しばらく休んでyoutubeで復帰、いずれは草薙君、しんご君、ゴロー君のいる【新しい地図】と合流してほしいなと、そしていずれはキムタクも合流して【世界でひとつだけの花】をまた聞きたかったな、などと考えていました。
歌を通じて贖罪としてほしい、と。
貴方はいかがお考えでしょうか。
事件の真偽については当事者のみが知ることではありますが、その事件を機に㈱フジテレビジョン自体のガバナンスが問題視され、㈱フジテレビジョンを統括する㈱フジ・メディア・ホールディングスのあり方がクローズアップされました。
中居君問題をきっかけにフジテレビ全体のあり方が問われる事件へと発展してきました。
余談です。
なお、SMAPを離れた草薙君、ゴロー君、シンゴ君で立ち上げた【新しい地図】(2017年結成)は立ち上げ当初からなんとなく気に入っています。
いつかは5人(森君も入れて6人?)全員揃ってSMAPの歌を聞きたいものです。
また、上記動画の【星のファンファーレ】は新しい地図の3人によるスクエアエニックスのゲーム【星のドラゴンクエスト】のテーマソングです。
私も散々遊んだゲームです。
新しい地図を採用決断した前プロデューサーの市村龍太郎さんはスクエアエニックスを退社されました。
色々あったのでしょう。
しかし、彼の仕事で新しい地図は活躍の場を少し広げ、ダイの大冒険は再アニメ化にこぎ着けました。
太陽の盾事件など色々ありましたが、市村氏の功績は失われるものではありません。
市村プロデューサーとそして畑ディレクター、そしてゲーム制作に携わった全てのスタッフの皆様、お疲れ様でした。ありがとうございます。
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[2025.2東京都お台場 フジテレビ]
その㈱フジテレビジョンは株式会社フジ・メディア・ホールディングス(※以後、フジメディアHDとする)の関連会社の一つです。
俗に言うフジサンケイグループです。
このフジサンケイグループは元々は静岡県御前崎市出身の水野成夫氏(1899-1972)が創業し、北海道夕張出身の鹿内信隆(1911-1990)が乗っ取り、その子の鹿内春雄(1945-1988)へと継承がなされました。
しかし、春雄が42歳で1988年に急死したことで、春雄の義理の兄弟である鹿内(佐藤)宏明(1945-存命)が継承。
そして、院政を引いていた鹿内信雄も1990年逝去。
ついに、春雄の急死から4年後、信雄の逝去2年後の1992年、春雄によって抜擢され役員となっていた日枝久が宏明にクーデーターをしかけ、追放し、フジサンケイグループの実権を握り、2025年の現在に至ります。
もし、春雄が存命であったならば、フジサンケイグループの歴史は今とは違ったものであったでしょう。
そして、春雄の死によって最も利益を得た人物は誰なのでしょうか…
と、このようにおどろおどろしくもフジサンケイグループは北海道ともゆかりの深い会社なのです。
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[2025.2東京都お台場 右側にフジテレビ建屋と奥にレインボーブリッジが見える]
・放送事業
・メディア&コンテンツ
・都市開発&観光
上記の3つのメイン事業を24の会社や組織が運営しています。
有名な会社ですと以下になります。
・フジテレビジョン(テレビ)
・産業経済新聞社(新聞)
・ニッポン放送(ラジオ)
・ポニーキャニオン(楽曲芸能)
・扶桑社(出版)
・サンケイビル(不動産)
などなど有名な会社が並びます。
これら24の会社(70社以上とも)を統括するのがフジメディアHDです。
決算を見ても中居事件までは好調であるとわかります。
特に不動産部門が堅調で、総資産は1兆5千億円(2025.3決算短信より)を超えています。
凄まじい財務状況です。
参考サイト:
このフジテレビを統括するフジメディアHDの株式が中居君事件以降、様々な思惑から注目されています。
短期や長期売買のトレーダーや外資、影響力を行使しようというファンド、そして困難にあるフジテレビを応援しようという『北の国から』や『ドラゴンボール』のオールドファン、日本のメディアに影響力を行使しようという諸外国、野次馬的に祭りに参加しようとする者などなど、様々な思惑が交差してフジメディアHDの株価は値上がりしています。
この混乱を超えて、さらなるフジテレビの飛躍を期待しています。
そして、とある道民が立ち上がります。
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演歌【チョメチョメ】動画。昭和を彷彿とさせる名曲。
北海道十勝にはホリエモンこと、堀江貴文さんがいます。元々は九州福岡県八女市出身です。
ロケットを打ち上げたり、ウィスキーを作ったり、運動したり、演歌を歌ったり、国会議員の秘書をしたり、色々している氷河期世代のオピニオンリーダーです。
そんな十勝在住の堀江さんは20年ほど前にフジテレビを買おうとして断念した経緯があります。
20年前に堀江さんがフジテレビの代表になっていれば、ネットフリックスもアマゾンプライムも、youtubeという動画配信プラットフォームすら日本から誕生していた可能性がありました。
そんな堀江さんを当時の日本のエスタブリッシュメントたちは影響力を行使し、検察に国策捜査をさせ、彼を刑務所に投獄しました。
俗にいうライブドア事件です。
ウィニー事件と並んで日本が衰退した原因の一つだと思っています。
なお、話はそれますが、ライブドア事件しかりウィニー事件しかり、日本の司法(検察・裁判官)は日本振興の足を引っ張っています。
現在の日本の主要課題は【司法とメディアの腐敗】に集約していると感じています。
私が今回フジメディアHDの株式を購入した行動も、浸食され腐敗したメディアを立て直すという思惑もあります。
話は戻って、
ホリエモンを投獄した一味の頭目こそ1992年にクーデーターにより鹿内一族を追放し、フジサンケイグループを乗っ取った日枝久氏(87歳・男性)です。
先に述べたように、フジテレビの歴史は血塗られた裏切りの歴史そのものであり、1988年の鹿内春雄の急死、そして1992年にクーデーターを成功させフジテレビに君臨する人物が日枝久氏です。
フジテレビは伏魔殿、パンデモニウムとも呼べる場所になってしまったのです。
以下にフジテレビの歴史を堀江さんが解説している動画を貼っておきます。
一時間以上になりますが、面白いです。
この堀江さんがフジテレビの株を再度購入したので、次回の株主総会に出席するかもしれません。
ちなみに、20年前堀江さんはフジテレビの親会社であるニッポン放送の株を50%以上保有していましたが、フジテレビへの影響力を行使できませんでした。
なぜか。フジテレビやフジテレビにホワイトナイトとして登場したSBIの北尾さんによる徹底的な兵糧攻め(嫌がらせ)によって堀江さんが落とし所と判断したのか、フジテレビと堀江さんの和解に至っています。
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なお、この和解交渉は堀江さんも(恐らく日枝氏も)知らないところで、ライブドアの実務を実質的に取り仕切っていた熊谷史人(当時27歳)氏と飯島 一暢(当時58歳・当時WOWOW上席執行役員総合調整局長・現サンケイビル代表取締役社長兼社長執行役員・三菱グループと密接な関係にある)が秘密裏に進めていました。
その交渉の中で熊谷氏は飯島氏に取り込まれ、外資ハゲタカファンドによるプレッシャーも相当かかり、ライブドアはフジテレビとの手打ちを行いました。
しかし、これは落とし穴だったのです。
この和解から数か月後に堀江さんは投獄され、熊谷氏は執行猶予付きの有罪判決を受けます。
個人的には、熊谷氏による独断の和解交渉推進はライブドアによる日本のメディア変革を頓挫させ、日本から始まるかもしれなかったyoutubeやネットフリックス、STEAMの開発を閉ざした行為であると認識しています。
熊谷氏の独断が日本の衰退の一端を担ってしまった、と言えるかもしれません。
ライブドア事件における本質的な犯人は熊谷史人氏だと認識しています。
しかし、彼を責めることはできません。
熊谷氏もまた暗中模索の中でライブドアと堀江さんを思って戦っていた男だと思うからです。
詳細は動画をご覧ください。
現在は株主総会に出席する権利を得るための微々たる保有数であろうと思います。
それよりも、大株主たちと堀江さんがどのような話し合いが持たれているかが重要です。
以下が2024年9月30日時点での大株主一覧です。
・日本マスタートラスト信託銀行株式会社(三菱UFJ銀行や日本生命保険が大株主)11%
・東宝株式会社(阪急阪神HDの子会社)8%
・株式会社文化放送(カソリック系修道会や小学館・講談社等が大株主)3%
・株式会社NTTドコモ 3%
などなどの面々が見られます。
更には新しい大株主として以下の名前を上がっています。
・レオス・キャピタルワークス(SBIレオスひふみ株式会社。要はSBIインベストメントの北尾さんの子会社) 5%以上
20年前はフジテレビのホワイトナイトとして堀江さんと敵対した北尾氏が、今回もまた登場してきました。
敵にも味方にもしたくない男、北尾。
はて、どうなるのでしょうか。
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[2025.2東京都お台場 自由の女神像 日仏友好の像]
アニメコンテンツなど世界に人気があるコンテンツを多数持つ日本のテレビ局こそ、世界中に親しまれる動画配信サービスを提供できるはずです。
Amazonプライムやネットフリックスのような動画配信プラットフォームは、豊富なアニメコンテンツを土台にして本来であれば日本から発信されるサービスであった可能性もあったのです。
ゲーム配信のSTEAMだって日本から生まれていておかしくないサービスです。
しかし、氷河期世代がことごとく潰されてしまい日本国は後退しました。
「まだ手遅れではない。」そう感じている先にあげた株主たちが、中居事件をきっかけに、フジメディアHDに更に利益を出せる組織に、世界に発信できるサービスを提供できる組織に生まれ変わらせる好機到来と捉えています。
そして、その象徴として堀江さんを役員に仕立てようと根回しを始めているとの情報もあります。
堀江さんは「面倒くさい」と思っていると思いますが、一株主としては代表、面倒くさくとも社外取締役あたりは引き受けてほしいところです。
そう、20年振りに、あのホリエモンがフジテレビに帰ってくるのかもしれません。
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色々と書いてしまいましたが、フジテレビの株主になるにあたりフジテレビの現在と過去、そして今後について北海道出身の鹿内一族の因縁も含めて整理してみました。
この記事を書くまで、鹿内一族が北海道夕張に由来があると知りませんでした。
創業者の水野氏の事業を鹿内一族がのっとり、その鹿内一族は日枝氏にクーデーターで追放された。そして、堀江さんがニッポン放送を通じてフジテレビを買収しようと試み投獄された。
そして、今、フジメディアホールディングスを舞台に新たな幕が切って落とされたのです。
関連記事:
さあ、貴方もフジメディアホールディングスの株主になってください。
そして、株主総会で会いましょう。
株主総会でオレンジ色の猟友会っぽい帽子をかぶっているのが私です。
したっけぃ
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元NHKアナ頼近美津子が、鹿内春雄の玉の輿婚ともてはやされ、2人の子を産み、将来安泰と思われたのも束の間、4年ほどで春雄が急性肝不全で1988年42歳で急死、信隆は娘婿を養子に迎え、後継者に据えたが、1990年信隆の死後、1992年に日枝久に乗っ取られて、鹿内一族は追いやられ、以来33年も日枝は、社長、会長の人事権を掌握して君臨してきました。
以上、ネットで調べた情報ですので、誤りがあるかもしれません。
春雄が存命であれば(現在80歳)、状況は違っていたでしょう。
フジHDの利益予想は、CM収入の大幅減が響き、当初の3割ほどに減少するも、約90億円を見込み、株価も上昇する不思議な状況です。不動産部門の業績が下支えしているようです。
美津子は、2009年食道ガンで53歳で逝去、鹿内一族の歴史は、栄枯盛衰、盛者必衰の平家物語を思わせます。
モーリーさん、株主総会へ出席して、状況報告をお願いします。
最大の焦点は、日枝の進退でしょうね。
ミウル様、詳細解説ありがとうございます。
おしゃる通り「栄枯盛衰、盛者必衰の平家物語」ですね。
祇園精舎の鐘の音が聞こえてきそうです。
株主総会も行けるか否かまだ未定ですが、行った際はご報告差し上げます。
この6月は株主総会もそうですが参議院選挙もあります。
日本国にとっても大きな曲がり角になりそうな、熱い6月になりそうです。
健康第一でお過ごしください。