2025-06-05 No.1164
どうも、北海道十勝のハンターモーリーです。
最近、十勝では地震が多いです。
先日(2025年6月3日3:52)は、震度4で結構揺れました。
揺れですぐに起きましたが、「まぁこの程度の揺れなら大事ない」と思い、そのまま二度寝。
この地震の数日前も翌日も地震がありました。
海岸沿いのエゾシカたちの動きもいつもよりも忙しないように見えるので、ちょっと気になっていました。
[2025.5北海道十勝 ユーラシア大陸と北米プレートの境に存在する北海道日高山脈から流れる日本一の清流歴舟川]
大雑把に書くと、北海道はユーラシアプレートと北米プレートの境にありそのプレート運動の影響で日高山脈が誕生しました。
ですので、北海道(日本)は若く活動的な大地の上に成り立っており、今後も多くのプレート運動が見込まれる土地柄です。
上記の写真はプレート運動によってできた日高山脈を源流とする歴舟川の上流域の様子です。
とても美しい川で日本一の清流に何度も選ばれています。
参考サイト:
アポイジオパーク 衝突によって生まれた日高山脈とアポイ岳
で、そんな北海道に住んでいる身としては地震には慣れているつもりです。
しかし、改めて「十勝沖地震」について知っておこうと思います。
十勝沖地震について
この領域で発生した規模の大きい地震は、1843年の地震(M8.0)、1952年の地震(M8.2)、2003年の「平成15年(2003年)十勝沖地震」(M8.0)の3つが知られています。十勝沖・根室沖・色丹島沖・択捉島沖では、M8程度のプレート間地震が、それぞれの海域において約72年に1回の間隔で発生すると推定されています。2003年に地震が起こっていることから、今後30年以内にこの海域で地震が発生する確率を求めると2%~7%と予想されます。過去の事例から、次の地震の規模はM8.1前後と推定されています。
なお、根室沖と十勝沖の海域では、400~500年程度の間隔で、2つの海域の地震が連動して発生していることが知られており、最新の発生時期は17世紀とされています。しかし、2003年に十勝沖の領域で「平成15年(2003年)十勝沖地震」(M8.0)が発生していることから、近い将来の連動の可能性は低いと考えられています。連動した場合の地震の規模はM8.3程度と推定されています。引用サイト:
地震本部 十勝沖地震
上記サイトによると、最後の大きな十勝沖地震は2003年の地震です。
72年周期ということでしたので、あと50年は大きな地震はないようです。
油断大敵ではありますが、あまり心配せず日々の生活を過ごしたいと思います。
(adsbygoogle = window.adsbygoogle || []).push({});
関連記事:
平成30年北海道胆振東部地震で感じた被災時の必需品と便利品
上記の記事は2018年胆振で起きた地震で3日間ほど北海道広域で停電が発生したブラックアウトを経験した際に、必要だった品を列挙した記事です。
日の本は美しい自然豊かな国ですが災害の多い国でもあります。
いつも災害の備えを心の片隅にお含みおきください。
したっけい
(adsbygoogle = window.adsbygoogle || []).push({});
View Comments
十勝沖地震は耳慣れていることからも、十勝地方は、地震頻発地域なのですね。
5〜6月に6〜7回の地震が起きていることをテレビニュースで知りました。
底が見える浅い緩やかな流れ、周囲の山々と林に囲まれた清流歴舟川、素敵ですね。
地震には慣れているとは思いますが、日頃からの備えを万全に、発災時の備蓄対応など、老婆心ながら……
十勝というと、十勝岳噴火も思い浮かびます。
1926年の大噴火を素材とした三浦綾子の「泥流地帯」(未読)を紹介するテレビ番組を見て、当時の人々の苦労の一端を知り、その後も1962年、さらにその後も噴火に見舞われ、周辺の方々は、常に大変な思いをしているようです。
3年前、十勝岳展望台から見た、青空に立ち昇る噴煙を思い出します。
地震と噴火の脅威に晒される一方、自然の美しさに心癒されながら、人間がコントロール不可能な偉大な自然に畏怖するだけです。
ミウル様
コメント、ありがとうございます。
内容もブロウ内容を補足していただけおり、いつも感謝しております。
三浦綾子「泥流地帯」も興味深いです。読んでみようかと。
はい、この歴舟川はとても美しい河川です。
ヒグマやエゾシカ等多くの野生生物を育んでいる流れです。
ミウル様も十勝まで遊びにきた際はご案内差し上げます。
健康第一でお過ごしください。