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ハンター日記

キレンジャク 尾が黄色い北半球を飛翔する鳥

投稿日:

 

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2016-04-09 No.96

キレンジャク waxwing of yellow tail

waxwings「北海道十勝 お!いるいる。と思い撮影。キレンジャクの群れ。50羽程度」

 

waxwings「北海道十勝 キレンジャクの群れ。やや拡大」

 

 

waxwings「北海道十勝 キレンジャク。尾が黄色く確認できる箇所を丸で囲った」

 

waxwing「北海道十勝 キレンジャク。尾の先の黄色が確認できる。」

 

キレンジャクを紹介します。
昨日に引き続きレンジャク科です。

キレンジャクとヒレンジャクの違い尾の先の色が違うことです。
キレンジャクは黄色。
ヒレンジャクは緋色(赤色)です。
距離があると一見分かりにくいですが、撮影して拡大してみると違いは一目で確認できます。

ヒレンジャクは日本近辺にのみ生息します。
キレンジャクは北半球の寒帯域(ユーラシア大陸中央部やスカンジナビア半島、アメリカ大陸北西部など)に広く分布する鳥です。
尾の先の色が違うだけのように見えますが、生息域が随分違います。

 

 

キレンジャクの群れに交じるヒレンジャク a waxwing of red tail among waxwings of yellow tail

キレンジャクの群れには、時折ヒレンジャクが混じることがあります。
以下の画像はキレンジャクの群れの画像ですが、ヒレンジャクが混じっていないのか確認してみました。
赤い部分を拡大してみます。

waxwings「北海道十勝 キレンジャクの群れ」

 

ドン!拡大!!

 

waxwings「北海道十勝 ヒレンジャクが一羽いました。」

このようにキレンジャクの群れの中にヒレンジャクが混じっているケースがあります。

 

 

 

生態 about a waxwing of yellow tail

a waxwing「北海道十勝 丸で囲った部分を風切羽(かぜきりばね・かぜきりば)と呼びます。飛ぶ際に重要な部分。」

 

大きさ size

・19cm
・尖った冠羽
・オスもメスも姿は似ている

 

分布 distribution

・北半球の寒帯
・日本では本州以北
・冬になると北方から南方(日本など)へ渡りをする。渡る途中(カムチャッカなど)に木の実が豊富になっていたらそこで越冬。
その際は、日本まで渡ってこないケースもあります。渡来数にムラがある鳥です。

ヒレンジャクは日本周辺生息するが、キレンジャクは北半球寒帯域に広く分布しています。

 

繁殖 breeding

・繁殖地はユーラシア大陸中央部やスカンジナビア半島、アメリカ大陸北西部など

 

食性 feeding habits

・木の実

 

北海道は春を迎え、冬鳥たちが繁殖地へ帰っていく季節です。
風邪など引かぬ様、体調にお気をつけください。

したっけぃ

 

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  • この記事を書いた人

モーリー

東京からUターンして、2015年から北海道で狩猟しています。趣味は旅、料理、読書、アニメなど。仕事は元絵描きで環境調査、インバウンドなど。 ブログは狩猟を軸に、自然と人の折り合いのつけ方、本質的な豊かさの模索をテーマにしています。

-自然, 風景・景色, 鳥類
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